子どもの集中力が続かないときはポモドーロ・テクニックを試してみよう!

「子どもの集中力がすぐに途切れてしまう」「休憩ばかりして,なかなか学習を再開できない」とお悩みの保護者の方は多いことでしょう。今回はぜひ一度ご家庭で試していただきたい,「ポモドーロ・テクニック」についてご紹介します。

ポモドーロ・テクニックとは

ポモドーロ・テクニックとは90年代の初めに,開発者で起業家,かつ作家のフランチェスコ・シリロが発明したもので,「25分間タスクへの集中→5分間休憩」というセットを繰り返すメソッドのことです。仕事術としてすでに有名ですので,ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

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私の教室でも,ポモドーロ・テクニックを活用して授業を行っています。授業中に取り組むタスクを生徒さんと一緒に話し合いながら洗い出し,ポモドーロ(トマト)に割り振っていきます。

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最初から60分集中するのは難しくても,25分間なら「がんばれそう!」とやる気が出て,学習が捗るようです。また,脳が疲れ切った状態で休憩を取ると,「もっと休憩したい……」とダラダラ延長したくなってしまいますが,「25分間集中→5分休憩」というリズムだと,集中力が完全に切れる前に休憩を取ることができるので,「よしここから5分休憩!」「次のトマトも頑張るぞ!」とメリハリが付きます。「今,2トマト目!」「今日は3トマトはがんばる!」と数値化できるのもモチベーションに繋がるようです。

 ぜひご家庭でもポモドーロ・テクニックを試していただき,子どもの集中力を養いましょう。

 

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