いつもご覧いただき,ありがとうございます。本日5月4日(木)はブログをお休みさせていただきます。HP・メールでのお問い合わせは,通常通り受け付けておりますので,よろしくお願いいたします。
それでは,引き続き素敵なGWをお過ごしください。
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2017年4月23日(日)杉並区久我山にて,ロボットづくり・プログラミング講座を開催しました。
リピーターの方や,ご友人を紹介してくださる方が多く,今回は計10名のお子様たちがご参加くださいました。
リピーターの方には,前回より難しい課題に挑戦いただきましたが,皆さん試行錯誤して,粘り強く取り組まれていました。
時間を忘れてロボットやプログラミングに夢中になるお子様たちの姿勢を見て,「これが本来の学習だなぁ」と感じました。
自発的に考え行動する姿勢を,これからも大切にしてほしいです。
今回も,活動報告をハートコム浜田山さんが記事にしてくださいました。
今回イベントにご参加くださった皆様,イベント開催にあたりサポートくださった皆様,本当にどうもありがとうございました。
次回の東京でのイベント予定は以下の通りです。
5月27日(土)13時~16時 個別指導プラスジムさん 久我山教室
5月28日(日)13時~15時 浜田山会館
すでにご予約を多くいただいており,5月28日(日)13時~14時ロボットづくり講座は満席となりました。5月27日(土)15時~16時ロボットづくり講座も残り1名様となっています。ご参加希望者様は,ぜひお早めにご予約ください。
次回,皆様にお会いできますことを楽しみにしています。
人生において成功できるかどうかは,「才能」ではなく,「やり抜く力」の有無に左右されると言われています。『やり抜く力――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』(アンジェラ・ダックワース著/ダイヤモンド社)を読み解きながら,「やり抜く力」について考察を深めます。
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
「やり抜く力」が身に付くかどうかは,子供のころの褒められ方で決まります。大人になって成功や失敗をしたとき,その原因を自分の才能に結びつけるか,努力に結びつけるかが変わってくるためです。本ブログでも「子供の才能ではなく努力を褒めよう」と度々お伝えしてきました。
本書では,「やり抜く力」を妨げる声掛け・伸ばす声掛けが紹介されています。
「成長思考」「やり抜く力」を妨げる表現
- 「才能があるね!すばらしい」
- 「まあ,挑戦しただけえらいよ」
- 「よくできたね!君はすごい才能を持っている」
- 「これは難しいね。できなくても気にしなくていいよ」
- 「これは君には向いていないのかもしれない。でもいいじゃないか。君にはほかにできることがあるよ」
「成長思考」「やり抜く力」を伸ばす表現
- 「よくがんばったね!すばらしい」
- 「今回はうまくいかなかったね。一緒に今回の方法を見直して、どうやったらもっとうまくいくか考えてみよう」
- 「よくできたね!もう少しうまくできたかもしれないと思うところはあるかな?」
- 「これは難しいね。すぐにできなくても気にしなくていいよ」
- 「もうちょっとがんばってみようか。一緒にがんばれば必ずできるから」
人はスキルを習得することはできるが,スキルを習得する能力,すなわち才能は伸ばせないという考え方があります。このような考え方を本書では「固定思考」と呼んでいます。
「固定思考」をする親は,子供の才能ばかりを評価し,やり抜く力を軽視する傾向にあります。「うちの子は才能がある」「周りの子供より理解が早いからすごい!」と才能を評価し,努力する姿勢については考慮しません。逆に「うちの子はどうせできない」「親もこんなのだから,子供もできなくて当たり前」と才能のせいにして諦めてしまうこともあります。
これに対して「成長思考」の人たちは,人間は変われる,成長できると信じています。「成長思考」の親は,子供の限界点を決めず,「どうやったらもっと出来るようになるか」と考えたり,「(IQや才能ではなく)コツコツ頑張る姿勢を引き出すにはどうすればいいか」と試行錯誤します。結果として,「固定思考」の親を持つ子供は「固定思考」に,「成長思考」の親を持つ子供は「成長思考」になりやすいように感じます。
〔......〕「固定思考」に人たちがいずれ困るのは〔......〕、人生には浮き沈みがあり、いつかは必ず困難なできごとにぶつかるからだ。そんなとき、「固定思考」はとてつもない障害となる。たとえば通知表にCマイナスを付けられたリ、不採用通知を受け取ったり、仕事の進捗レビューの評価ががっかりするほど低かったりすると、もうだめだと思ってしまう。
「固定思考」の人はそのような挫折の経験を、自分には能力がない証拠だと解釈してしまうのだ。それに対し「成長思考」の人は、努力すればきっとうまくできると信じている。
「成長思考」の人たちの方が,「固定思考」の人たちよりも「やり抜く力」が高いことが実験により証明されています。子供たちが「成長思考」「やり抜く力」を身に付け,将来社会で活躍できるよう,まずは親が「成長思考」を理解し,考え方を転換することが大切です。
☆「やり抜く力」教育セミナーを実施しています。
詳細・お申し込みはこちらよりどうぞ
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2017年2~4月のテラック授業の様子をお伝えします。毎週木曜日に遠鉄の学童保育「エスポキッズ」さんにて開催しているプログラミング講座。
お一人お一人が,それぞれのペースで異なる課題に取り組まれています。
授業に早めに来てくれたり,最後まで教室に残ったり......と皆さんのやる気を感じます。
月に1回,休日に開催している「親子で楽しむ!プログラミング講座」も,たくさんの方にご受講いただいております。
毎回,個々のお子様に応じた教材を準備しています。
教材に沿ってゲームやアニメを作りながら,楽しくプログラミングの知識・考え方を身に付けます。
プログラミンからステップアップして,スクラッチ学習に入る生徒さんも。
「スクラッチでゲームが作れた!」と大きな達成感があったようです。
砂山町の教室に通ってくださっている皆さんも,ますます成長されています。プログラミング講座では,プログラミンからスクラッチ学習に移行する生徒さんも増えてきています。
上手くいかないときは,どこが違うかな?と原因を探り,プログラムを修正します。
回数を重ねるごとに,生徒さんご自身で考え,プログラミングできる範囲が増えてきており,素晴らしいです。
ロボットづくり講座も,皆さんどんどん難しい課題に挑戦されています。完成写真を見て(組み立て手順は途中までしか載っていません),ロボットを組み立てていきます。
Lego WeDo 2.0のプロジェクトをすべて完了し,マインドストームへとステップアップする生徒さんも増えてきました。
Sony MESHを使った発明品づくり講座。
「どんな作品にしようかな」「どうすれば実現できるかな」「作るのに何が必要かな」「どんなプログラムにすればよいかな」とまずは作品の設計をします。
「理想を明確にする→どのように理想を実現するか考える→上手くいくまで試行錯誤する」という問題解決のステップを身に付けます。
どんな作品が出来上がるか,楽しみです!
目的のある成功した人生を送る指針となる「7つの習慣」。ティーンと保護者向けに書かれた『7つの習慣 ティーンズ』をもとに,自分の意志で人生を切り拓ける,社会で活躍できる子供の育て方について考えます。
今回のテーマは,第7の習慣「自分を磨く」です。
より良い人生を送るために,生活の基本である四つの側面――肉体,知性,感情,精神――をバランス良く鍛えることが重要です。そのためには,自身をよみがえらせるためのリラックスの時間が必要です。『7つの習慣 ティーンズ』では次のような例え話が紹介されています。
あなたが森の中を歩いていたら、一人の男が必死になって、のこぎりで木を切ろうとしているのを見かけたとします。
「何をしているんですか?」とあなたは質問します。
「木を切り倒そうと思ってね」と男はぶっきらぼうに答えます。
「いつからやっているんですか?」
「四時間前から。でも順調にはかどっているよ」と男は言い、額の汗を拭います。
「のこぎりの刃がボロボロみたい。休憩して、研いだらどうですか?」とあなた。
「バカを言うんじゃない。切るのに忙しくて時間がない」
家庭教育について考えてみましょう。リラックス・リフレッシュのための時間を子供に与えていますか。次のような生活を送っていないか,チェックしてみてください。
リラックス・リフレッシュの時間が足りないと,効率が落ちてしまったり,肉体,知性,感情,精神をバランス良く鍛えることができないため,長期的に見て子供のためになりません。「何かをしていないと不安」という気持ちは捨て,「本当に大切なことは何か」「効果を最大限に出すにはどうすれば良いか」と考えるようにしましょう。
事業活動を通じて,「知性を磨く」という部分ばかりに着目し,他が疎かになっているご家庭が多いと感じます。また,「知性の磨き方」についても偏りが見られます。「塾に入れる」「先取り学習をさせる」「英会話を習わせる」というご家庭が多いですが,他にも様々な「知性の磨き方」があります。『7つの習慣 ティーンズ』では次のような方法が紹介されています。
- 旅行する
- 野生動物を観察する
- 地元の大学の講義を聴講する
- ドキュメンタリーを見る
- 図書館に行く
- ニュースを読む/聞く
- 物語、詩、歌を書く
- クロスワードパズルや数独など、一人でする難しいゲームに挑戦する
- ディベートをする
- 自分より上の相手とチェスや囲碁、将棋をする
- 美術館に行く
- バレエ、オペラ、演劇を鑑賞する
- 楽器を習う
- 一人または友だちと一緒に、自分が興味があることについて、ブログを始める
「こんなの勉強じゃない」と思う保護者様もいらっしゃるかもしれません。しかし,どの活動も,とても頭を使うものです。与えられたドリルを先々こなすよりも,先生から「こうやって解きなさい」と指示されるよりも,子供自身で「どうすればいいかな?」「あれはどうなっているんだろう?調べてみよう」と考えるようになります。このような主体的に考える力は,学習面ではもちろん,社会に出てからも役立ちます。(受動的な姿勢では,いずれ頭打ちを迎えてしまいます。)
成績はたしかに重要です。なぜなら将来の職業や教育の選択肢が広がるからです。でも勉強には、成績よりも大切なものがあります。[……]真に知識を身につけることのほうがもっと大切です。ですから、自分がなんのために学校に行っているのか常に意識するのが大事です。
学校は,将来社会で役立つ力を身につけるために行くところです。「良い学校に行くこと」「良い成績を取ること」「教科の勉強をすること」自体が目的になると,リラックスの時間やバランス良い心身の鍛錬,主体的な学びが疎かになってしまうので注意しましょう。
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☆「7つの習慣」教育セミナーを実施しています。
詳細・お申し込みはこちらよりどうぞ
2017年4月23日(日)杉並区久我山にてロボットづくり,プログラミングイベントを開催します。
3月イベントに続き,今回もハートコム浜田山さんに取り上げていただきました。
リピーター様も多く,残席がわずかとなりました。たくさんのお申し込みどうもありがとうございます。
皆様にお会いできますことを楽しみにしています。
Sony MESHを使って,背もたれに寄りかかるとアラームがなる仕組みをつくりました。
目的のある成功した人生を送る指針となる「7つの習慣」。ティーンと保護者向けに書かれた『7つの習慣 ティーンズ』をもとに,自分の意志で人生を切り拓ける,社会で活躍できる子供の育て方について考えます。
今回のテーマは,第6の習慣「シナジーを創り出す」です。
シナジーとは,二人以上の人が協力し,一人でやったときよりも良い結果が出るということです。
シナジーは別に新しいものではありません。あなたが何かグループに入ったことがあれば、経験があるはずです。チームワークのいいグループ研究や楽しいグループデートなどでも、実感できますね。
今回は,親子間のシナジーを考えていきます。親が上手く関われば,子供一人でやるときよりも良い成果が得られます。将来の夢や目標も実現しやすくなるでしょう。しかし,親の関わり方によっては,子供が反抗したり,自分で考える力が育たなかったり……と良くない方向に向かう可能性もあります。
シナジーを創り出すには,違いを歓迎し尊重することが大切です。本書では次のような学習の仕方の違いについて記述されています。
トマス・アームストロング博士は頭のよさを七つの分野に分け、子どもの得意とする面を活かしたやり方で学ぶのが一番効果的だと言っています。
- 言語的ー読み、下記、話を伝えることを通して学ぶ。
- 論理的・数学的ー論理、パターン、カテゴリー、関連によって学ぶ。
- 身体的・運動的ー身体感覚、触れることで学ぶ。
- 空間的ーイメージや画像によって学ぶ。
- 音楽的ー音とリズムを通して学ぶ。
- 社交的ー他者とのやりとりやコミュニケーションを通して学ぶ。
- 内面的ー自分の感覚を通して学ぶ。
「書かないと覚えられないよ!」「声に出して勉強しなさい」など,親の学習方法を押し付けていませんか。もしかするとお子様に合わない学習法かもしれません。自分に合った学習法は本人がやりながら見つけていくしかないので,親はあくまでサポート役であることを念頭に置き,アドバイスするようにしてください。
学習法の他にも,親子間で「合わないな」と感じることがあるかもしれません。例えば子供のペースがゆっくりでイライラしたり,親が焦ってしまったり……そのようなときに「早くしなさい!」と頭ごなしに叱るのではなく,「何が問題か」を伝えましょう。「宿題が間に合わないと困るよね」「このままだと遅刻してしまうよ」など声掛けし,お子様の返事を待ってみてください。
シナジーを創り出すには,前回記事で紹介した「まず相手を理解してから、次に理解される」という姿勢が身に付いていることが重要です。子供の意見を聞かずに親の考え・やり方を押し付けるのはNGです。
お子様が「大丈夫!間に合う!」「自分のペースでやっているから」と答えるようなら,信じて見守りましょう。結果,やはり宿題が間に合わなかった,遅刻してしまった……など問題が起きてしまったら,「何が良くなかったか?」「次からどうするか?」と解決策について話し合うようにしてください。
ぜひご家庭の中でシナジーを創り出し,家族が良いチームとなって,夢や目標を叶えていってほしいです。
☆「7つの習慣」教育セミナーを実施しています。
詳細・お申し込みはこちらよりどうぞ
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目的のある成功した人生を送る指針となる「7つの習慣」。ティーンと保護者向けに書かれた『7つの習慣 ティーンズ』をもとに,自分の意志で人生を切り拓ける,社会で活躍できる子供の育て方について考えます。
今回のテーマは,第5の習慣「まず相手を理解してから、次に理解される」です。
上手くコミュニケーションをとる,他人に影響を与えるには,人の話を聞いてから話すことが大切です。なぜ「まず相手を理解してから,次に自分が理解される」ということが,コミュニケーションの鍵なのでしょうか。
人は心から理解されたいと思っているからです。誰もが自分の存在を重視してほしい、尊重してほしいと願っています。〔......〕
人は本当に愛され、理解されていると感じない限り、もろく傷つきやすい内面をさらけ出そうとはしません。しかし、いったん信頼ができあがれば、あなたが聞きたいと思っている以上のことを打ち明けてくれるのです。
親子間のコミュニケーションについて考えてみましょう。次のような「聞き下手スタイル」に陥っていないでしょうか。
・忙しいからといって,子供の話をきちんと聞かない
・子供に聞く前にアドバイスしたり,親の意見を話したりする
・「それはいいね」「ダメだね」など子供の話を評価しながら聞く
・口うるさく言う(子供が話すより親の言葉数の方が圧倒的に多い)
このようなコミュニケーション方法では,親子間の信頼関係を築くことができず,壁が生まれてしまいます。子供は親の言うことに耳を傾けないどころか,思春期になると大問題に発展する可能性もあります。
親が子供に自分の話を聞いてほしいのならば,まずは子供の話に心から耳を傾けることが大切です。『7つの習慣ティーンズ』では,子供たちに向けて,次のようなアドバイスが書かれています。
〔......〕親の話を聞き、親の考えを理解する時間をとるようにすると、自分の意見も通しやすくなります。これは人心操作術などではなく、「原則」なのです。理解してもらったと感じれば、親もあなたの話をもっと聞こうという気になり、もっとフレキシブルになり、もっとあなたを信用するでしょう。
このようなアドバイスは,親に対しても通用するでしょう。まずは親が子供に歩み寄り,子供の話を聞くようにすると,親子関係が良くなるはずです。
心から耳を傾ける話の聞き方として,例えば「ミラーリング」があります。ミラーリングとは、他の人が言うこと、感じていることを自分自身の言葉で繰り返すことです。次のような例を考えてみましょう。
子供:「今回のテスト50点だったんだよね」
親:「そうなんだね。50点だったんだ」
子供:「そうそう。すごく難しくて」
親:「難しかったんだね。結構勉強してたのにね」
子供:「うん。でも勉強の仕方が悪かったかもしれない」
親:「勉強の仕方を変えた方が良いと思ったんだね」
子供:「覚えられていないまま,どんどん先に問題集を進めてしまったのが良くなかったと思うんだ~。次は変えてみるよ」
親の第一声が「何その点数!?」「恥ずかしい......」「ちゃんと勉強したの!?」だったとしたら,ここまで子供の話を引き出せなかったかもしれません。
まずは子供の話を聞く,(ミラーリングのみだとなかなか話が進まないことがありますので,)疑問に思った部分は質問するというコミュニケーション方法をぜひ試してみてください。
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