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社会を生き抜くのに必要なのは理想を実現する力

教育理論 家庭教育 教育者育成 進路設計

これからの時代を生き抜くために必要な力とは何でしょうか。

勉強が出来て高学歴であれば,幸せな人生を送れるでしょうか。大企業に就職したり,公務員になったり,国家資格さえ保有していれば,安定した人生を歩めるのでしょうか。

これからの時代,絶対的な安定は存在しないと私は思います。年功序列制度は崩壊し,業績が悪化すれば大規模なリストラが行われる時代です。いつ有名な大企業が潰れても不思議ではありません。日本という国自体が揺らぎ,国家資格・公務員制度が大きく変更される,あるいは消失してしまうかもしれません。

子供たちはこのような激動の時代を生き抜いていくことになります。がむしゃらに勉強をして良い学校に入ることは,むしろ安心な生き方ではないかもしれません。これからの激動の時代を生き抜くために,必要な力が養われない可能性があるからです。

話を元に戻しましょう。ではこれからの時代を生き抜くために,身に付けておくべき力とは一体何でしょうか。

社会を生き抜くのに必要なのは,理想を実現する力

一言で表現すると,自分の理想を実現できる力です。「~になりたい!」と思い,それを実現させることができれば,どのような変化が起きても対応できるためです。では,理想を実現する力とはどのようなものでしょうか。4つのステップに分けて説明していきます。

ステップ1:価値観を明確にし,理想を設定する

まずは「どうなりたい」「どうしたい」を明確にします。自分の気持ちに嘘を付かず,内なる声に耳を傾けられるかが大事なポイントです。心の底から「こうなりたい!」と思えていることが目標達成のエネルギーとなるためです。(自分の気持ちに嘘を付いて偽りの理想を設定している場合,本気で頑張ることができません。)

ステップ2:現状を正確に把握する

 「こうだったらいいなぁ」が転じて「自分は今こうであるはずだ!」と現状が見えていないのは問題です。悪い結果に目を背けるのも良くありません。感情を排除して,冷静に自身の位置や現状を把握する必要があります。

【注意事項】ステップ1・2はステップ3以降に取り組むための素地となります。理想が定まっている,現状が正確に把握できている状態で初めて対策を考案する準備が整ったことになります。ステップ1・2ができていないのに対策を考え実行してしまう人が多いですが,それではどこに向かっているか分かりません。時間とエネルギーの無駄になってしまいますので,ステップ1・2は特に注意して行うようにしてください。

ステップ3:現状→理想への近づけ方(=対策)を考える

なぜ現在のような状況になっているか原因を分析し,どうすれば理想に近づくか打ち手を考えます。一つの打ち手に固執するのではなく,多くの候補を挙げるようにします。より効果的な対策を発見することに繋がるためです。

ステップ4:対策を実行する

複数の打ち手の中から,効果が高いと思われるものを選び実行します。効果を見ながら,打ち手は臨機応変に変えていく必要があります。なかなか上手くいかない,困難な状況にぶち当たるかもしれませんが,諦めないことです。一方で,効果が無いのに,むやみやたらに同じ対策を実行し続けていても状況は改善しないので,「何が問題か」「どうすれば良いか」を常に考え続け,対策をアップデートしていく必要があります。

理想が実現されるまで,これらの思考や作業を繰り返すのです。

 合同会社テラックでは,上記ステップ1~3を「自律思考」と呼び,小論文を通じて自律思考を高めるトレーニングを実施しています。

自律思考の習得に関する現状

自律思考は,単純に勉強に励むだけで身に付く思考法ではありません。現状の教育システムでは,自律思考が習得できるかどうかは,完全に個人に委ねられています

例えば,学校や塾で同じ授業を受けても,生徒によって成績が異なるのはそのためです。ある生徒は,自律思考を身に付けており,自身で学習目標を掲げ,現状分析をし対策を立て,さらに振り返りを行い,どんどん学習方法や計画を改善していきます。

自律思考が身に付いていない他方の生徒は,学習目標もなく,成績に一喜一憂するだけで分析や振り返りをせず,思いつくまま無計画に学習を進めるだけなので,一向に状況が改善されません。

自律思考が社会を変える

自律思考を身に付ければ,勉強はもちろん,習い事など何事に関してもコツを掴み上達するのが速くなります。また困難にぶち当たっても,自分の意志で人生を切り開いていくことができます

ぜひ多くの人が自律思考を習得し,幸福な人生を歩むこと,その結果として,日本社会全体の幸福度が高まることを願っています。

 

 

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