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センター入試廃止!今後問われる「学力」と親が知っておくべきこと

センター入試が廃止され,2020年より新大学入試の実施が見込まれています。

「何やら大きな教育改革が起こりそうだけど,具体的によく分からない」「親は何を知っておけばよいの?」という疑問・不安をお持ちの保護者様も多いと思いますので,今回は今後の教育について考えてみることにしましょう。

「受験勉強」が意味を成さない時代がやってくる

新大学入試では,思考力や判断力,主体性などが問われるようになります。従来のマーク解答式ではなく,記述問題が取り入れられ,また各大学の個別入試においても,小論文や面接,集団討論などが実施される予定です。

これまでの知識詰め込み型教育では,変化の大きいこれからの社会・新時代に通用する力を育むことができないという問題意識より,教育改革が実施されることになりました。それに伴い,大学入試においても「暗記した知識」ではなく,真の「学力」,すなわち「社会を生き抜く力」が問われることとなったのです。

これは同時に,これまでの付け焼刃的な「受験勉強」では大学入試が突破できなくなることを意味しています。

本当に「社会を生き抜く力」の重要性に気づけているか?

このような事態を,親はどれくらい理解できているのでしょうか。

以下の記事を見てみましょう。親が子供の教育で重視している価値観について,「社会を生き抜く力」が93.7%,「勉強ができる/受験に勝ち抜く力」が6.3%というデータが示されています。

internetcom.jp

93.7%の親が,受験勉強の無意味さ/「社会を生き抜く力」の重要性に気づいているなんて,素晴らしい結果に思えます。

しかし私はこの結果に対して懐疑的です。テラック事業活動を通じて,「社会を生き抜く力」の重要性に本当に気づいている親はそこまで多くないと感じているためです。

「社会を生き抜く力」と「勉強ができる/受験に勝ち抜く力」が選択肢として並べられている,アンケートに回答するという状況下では,前者が重要と答える親が多いことでしょう。しかし,自分の子供に対しては「勉強ができてほしい」「受験に合格してほしい」「良い学校に行ってほしい」と切望し,次のような対策をとる親が少なくありません。

  • 詰め込み学習をさせる
  • 「勉強しなさい」と口うるさく言う
  • 親が付きっきりで指導する
  • 親が学習内容・方法を決める
  • 集中的に受験対策塾に通わせる
  • テストのやまを張る
  • 子供が受験に集中できるように親が何でもやってあげる
  • 勉強以外のゲーム・TVなどの遊びを禁止する

これらは「社会を生き抜く力」を高める教育ではありません。知識をただ丸暗記する,受験テクニックに走る,誰かに言われた通りに学習する,受動的に指導を受ける,禁止事項がないと自分を律することができない――むしろ思考力,判断力,主体性など,子供の「社会を生き抜く力」を奪う教育です。

※テラックが定義する「社会を生き抜く力」については,以下の記事をご覧ください。

blog.terak.jp

テラック事業活動の中でも,「子供に社会を生き抜く力を身に付けてほしい」という教育ゴールを設定していながら,「でもやっぱり受験に合格させたい」と言って,上に挙げたような対策を取る保護者様がいらっしゃいました。

質問されると「社会を生き抜く力」が重要と答えるけれども,心の底では「勉強ができる/受験に勝ち抜く力」を重視している親が多いのでは?と私は分析します(親本人は無自覚だと思います)。

大切なのは親の意識を変えること

教育改革に伴い,本当にこれまでの受験勉強が通用しない時代がやってきます。思考力,主体性,判断力など「社会を生き抜く力」がないと,大学入試を突破できなくなるのです。まずは,このことをよく心に留めておいてください。そして,先に挙げたような子供の「社会を生き抜く力」を奪うような教育は行わないようにしましょう。

「社会を生き抜く力」は知識ではなく,考え方なので,一朝一夕で身に付きません。一時的に塾に入れたからといって,何とかなるものではないのです。ご家庭で長期的に粘り強く取り組む必要があります。「社会を生き抜く力」を高める効果的な接し方を親が知り,実践することが大切なのです。

※効果的な家庭教育に関しては,テラック事業活動ではもちろん,本ブログ及び「自律した人のつくり方」ブログでもご紹介していきますので,ぜひ参考にしてください。

 

terakinc.hatenablog.jp

 

 

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