子どもが問題行動を起こす原因を知る③~やめたくてもやめられないから

お母さん,お父さんに叱られたい子どもはいません。皆,ほめてほしい,認めてもらいたいと願っています。それなに,なぜ子どもは問題行動を起こしてしまうのでしょうか。

以前述べた通り,子ども自身で問題行動だとわかっていない場合もありますが,わかっていてもやめられないこともあります。

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問題行動を起こすのには原因がある

たとえば,集中しなければいけないのに,他のことが気になって,やるべきことに取り組めないという子どもは少なくありません。「集中しなきゃ!」「これをやらないと」とわかってはいるものの,自分をうまくコントロールできす,どうしても集中できないのです。子ども自身も「何とかしたい!」と心の底では思っているのですが,改善の方法がわからないので,つい同じことを繰り返してしまいます。

子どもが集中できないのには,何か原因があるはずです。もしかすると机の上が散らかっていて,ほかのものに目が行きやすいのかもしれません。兄弟がはしゃいでいて気になってしまうのかもしれません。睡眠不足でやる気が起きないからかもしれません。取り組んでいる課題が子どもにとっては難しすぎて,なかなか進められず、ほかの楽しそうなことに目移りしてしまうこともあるでしょう。

子どもと一緒に対策を立てることが大切

子どもの問題行動の原因を親が探り,ぜひ改善の手助けをしましょう。子どもも「何とかしたい!」「叱られたくない!」と思っているはずなので,「どうやったらよくなるかな?」「なぜこんなことをしてしまうかな?」と一緒に対策を立ててみてください。

「これをやればよくなるんだ!」「叱られなくてすむ!」「お父さん,お母さんを喜ばせたい!」と,問題行動を解決する第一歩を踏み出せるでしょう。

 

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