『勉強法以前の「勉強体質」のつくりかた』(伊藤敏雄著/主婦の友社)をもとに,効果的な家庭教育について学びます。
継続するために楽しく学ぶ
勉強は続けてこそ効果が出ます。勉強を楽しく続けるための仕掛けの一つとして,本書ではゲーム感覚で競うことが紹介されています。
- トランプでゲームをしながら,たし算やかけ算を学ぶ
- 漢字部首かるたで遊ぶ
- 都道府県かるたで遊ぶ
ライバル同士で競う
学習教室を運営していて感じるのは,子どもたちは皆,バトルが大好きだということです。「バトルしようぜ!」「次こそ負けない!」「絶対に勝つ!」と競うことで,やはりゲーム感覚で楽しく取り組めるようです。
- プログラミングで一番楽しいゲームを作れた人が勝ち
- 一番強い対戦ロボットを作れた人が勝ち
- 小テストの点数やタイムを競ってみる
このような取り組みを行うと,やる気がなかった子どもも,目をキラキラと輝かせて「勝ちたい!」「どうすれば勝てるだろう?」と真剣に考え始めます。自分で考えることで,学習内容もどんどん身に付きます。
ゲーム感覚で取り組める教材を使用したり,家族・兄弟間で競ったり,ぜひ子どもが楽しく学習を続けられる方法を見つけてもらえればと思います。