「~な大人になってほしい」と表現することが家庭教育改善の第一歩

日々,子供に対して各家庭なりの教育を実施されていることと思います。しかし「将来こうなってほしい」というゴールは明確でしょうか。子供を「理想の将来像」に近づけるためには,ゴールに結びついた家庭教育を実施することが重要です。親の気分・感情で子供に接するのではなく,「将来~な大人になってほしいから,このような接し方をする」「~な時には叱る」「~な時には褒める」など明確な基準を設け,日々の家庭教育を行う必要があるのです。

「~しなさい!」とよく言う保護者の方に「子供をどのような大人にしたいですか」と尋ねてみました。すると「自分で考えて行動できる大人になってほしい」という答えが返ってきました。本当に現在の「行動を指示する」家庭教育で,「自分で考えて行動できる大人」に育つでしょうか。

「ここも間違えてる!本当に出来ない子ね!」とよく言う保護者の方に「子供をどのような大人にしたいですか」と尋ねてみました。すると「チャレンジ精神旺盛で好きなことを仕事にしている大人」という答えが返ってきました。本当に現在の「自信を削ぐ」家庭教育で,「チャレンジ精神旺盛な大人」「好きなことを仕事にできる大人」に育つでしょうか。

「~な大人になってほしい」と明確に言葉で表し,紙に書いてみてください。最初はなかなかアイデアが出てこず,時間がかかるかもしれません。これは本思考法をこれまで実施してこなかったことに起因するので,ますます取り組む価値があります。またアイデアに優劣はありません。「こんな答えでいいの!?」と最初は戸惑うかもしれませんが,思いつくままにアイデアをどんどん挙げてください。子供に将来どのような大人になってほしいですか。

 

 

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