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子供がプログラミングを学ぶ意義

社会のIT化に伴い,IT人材の育成,小・中学校におけるプログラミング教育等が叫ばれています。昨今,子供向けプログラミング教室も増えてきています。「プログラミン」「スクラッチ」など,子供向けに開発されたプログラミング言語を使うことで,小学校低学年から楽しくプログラミングを学ぶことができるようになりました。

プログラミング指導と言っても,その目的は様々です。テラックでも,子供向けプログラミング講座を開講していますが,ITを使いこなせる人を育てる,プログラマーを育成することを目的にしているわけではありません。今回は,子供がプログラミングを学ぶ意味について説明していきます。

プログラミングを通じて問題解決力を身に付ける

問題解決力とは,理想を明確にし実現方法を筋道立てて考える・実行できる力のことです。プログラミング学習を通じて,どのような場面を作りたいか,どのように絵を動かしたいか理想を設定し,どのようなプログラムを組めば,その場面を作れるかという理想実現方法を考える訓練ができます。

プログラミングが問題解決力養成のツールとして優れている点は,理想の実現方法が合っているか・間違えているか,目に見えて分かるところです。考案した理想の実現方法が間違えていれば,すなわちプログラムに誤りがあれば,思い通りに絵を動かすことはできません。理想が実現するまで,何が不足しているか,どうすれば思い通りに動くのかを繰り返し考え,実行することが可能です。

問題解決力の重要性

そもそも,なぜ問題解決力が重要かという問いについてお答えします。問題解決力があれば,自然と勉強ができるようになり,社会に出ても活躍できるようになるためです。自身で理想・目標を掲げ,対策・計画を立てて実行できるので,親や周囲のサポートがなくても,自分の意志で人生を切り拓いていけるのです。問題解決力は,変化の激しいこれからの社会・時代を生き抜く上で,ますます重要になってきます。

実生活で問題解決力を身に付けることは難しい

例えば,テストで80点取るという目標があり,現状はテストで60点しか取れないとします。その20点のギャップを埋める方法を考え,計算ミスが多いからテストで見直しをするという対策を導き出したとしても,次のテストが来るまで実行できません。また見直しを実行したとしても,やり方に問題があればミスを防ぐことができず,テストで80点取るという目標は達成できないでしょう。

このように実生活では,対策を実行するまで時間がかかり,対策が合っているか・間違えているかすぐに分からない,成果が目に見えにくいです。手ごたえが感じられないため,親も子も本思考法を諦めてしまい,塾に通う,親が付きっきりで教える等,安易な手段に走ってしまう割合が高いです。テラックでは,実生活を通じて問題解決力を高める教育プログラムも提供していますが,一般的な家庭が講師のサポートなしに子供の問題解決力を高める教育を行うことは非常に難しいと思います。

 プログラミングは問題解決力を鍛える効果的なツール

プログラミングは実生活と異なり,理想実現方法の正誤が目に見えて分かります。テストで何度も悪い点数を取るのは嫌かもしれませんが,プログラミングでは何度でも気にせず失敗することができます。したがって,プログラミングは問題解決力を鍛える効果的なツールであると言えます。プログラミングを通じて問題解決の手法を習得し,実生活でも実践できるようになるのが理想的です。

子供が楽しくプログラミングをやっているから,プログラミングの習い事がブームだからという理由だけで,プログラミング教室に通わせるのではなく,プログラミング教育にどのような意味・効果があるのかを親が知っておくことは大切です。学習の意味・効果を明確にすることで,どのプログラミング教室に通わせるかも変わってくるでしょう。今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

 

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