やり方を変えれば勉強はできるようになる!
本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。
これまで学習法について指導し,日々の勉強への取り組み方を変えてもらうことで,多くの生徒さんの成績を伸ばしてきました。「勉強ができるようにならない」と悩んでいる方も,やり方を変えれば伸びるかもしれません。今回ご紹介する「成果が出ないやり方」で勉強に取り組んでいないか,ぜひチェックしてみてください。
★前編はこちら
絶対に成果が出ない学習法6つ【後編】
④間違えた問題を解き直さない
「次からできる!」と思っていても,意外に解き方を忘れてしまったりして,解けないことがあります。必要な解き直しの回数には個人差がありますが,できるようになるまで何度でも解き直すことが大事です。
「うちの子は全然勉強ができるようにならないんです」というご相談を受けることがありますが,圧倒的に解き直しの回数が足りていません。2~3回でできるようになる子は少なく,5回くらい解き直さないと身につかない子もたくさんいます。
諦めずに,できるようになるまで何度でも解き直すようにしましょう。
⑤考えた過程・間違えた箇所を消してしまう
勉強ができるようになるためには,できないものをできるようにすることが大切です。そのときにどこをどう間違えたのか,間違いと向き合い,次に生かす必要があります。
考えた過程や間違えた箇所を消しゴムで消してしまうと,自分がどこをどのように間違えたのか分からなくなってしまいます。
「間違えるのが恥ずかしい」「できないのは悪いことだ」と考え,消して見えなくしてしまうのだと思いますが,間違えること自体は悪いことではなく,次からできるようにすることが大切です。
「できないのは嫌だ」「できる問題しかやりたくない」と言う子がいますが,できない問題をできるようにしていかなければ,成績は上がりません。
何かできなかったとき・間違えたときに,親が子供を叱ったり責めたりすると,子どもは「できないこと=悪いことだ」と考えるようになります。自分の間違いと向き合えなくなったり,できる問題しかやらなくなるので気を付けましょう。
「今,できないところが見つかってよかった」「次からできるようにしておこう」「どこを間違えたのかな?次に同じ間違いをしないことが大切だよ」と子どもに声掛けしましょう。
⑥気分で学習したりしなかったりする
計画を立てて学習することはとても大事です。目標から逆算して「この学習内容をこれくらいのペースでやろう」「このページをこの日にやろう」と具体的な計画を立てて日々実行することで,目標を達成できます。
計画を立てないと,気分で勉強したりしなかったり,苦手なものは気が乗らないから,つい得意なものばかりやってしまったり,テスト前に勉強がすべて終わらなかった......という事態にも繋がります。
予め計画を立てておいて,気分が乗らなくても,日々の計画をきちんと実行することが,成果を出す秘訣です。
現在の学習法を振り返り,もし改善点が見つかったら,焦らずに一つずつ変えていきましょう。
★勉強のやり方,成果が出る学習法について,セミナーを開催しています。
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