受験生を指導してきて,毎年受かる子・落ちる子を見てきました。受かる子と落ちる子は何が違うのか,どうすれば合格確率を上げられるのか,今回はチェック項目を5つご紹介します。
①丸付け・やり直しをきちんとしているか
何度も記事でお伝えしていますが,丸付け・やり直しを行う→できない問題をできるようにすることはとても大切です。
入試前に塾の宿題が増えたり,やるべきことが多くなってくると,勉強のやり方がいい加減になる子が散見されます。解きっぱなしで放置したり,答えを写したりしても,実力は付かないので注意しましょう。
②過去問に取り組んでいるか
入試直前に過去問やり始める子がいますが,一度解くだけで精一杯で,やり込む時間が足りなくなってしまう可能性が高いです。
間違えた問題は何度も解き直して,知識・考え方を定着させることが大切です。秋ごろから(早く取りめる子はもっと早い段階から)過去問に取り組むようにしましょう。
③新しい教材に手を付けようとしていないか
成績が思うように伸びなかったり,焦ったりすると,新しい教材に手を付ける生徒さん・保護者の方がいらっしゃいます。受験直前期に新しい教材に手を付けても,消化不良となる可能性が非常に高いです。
成績が思わしくない場合,これまでの教材に丁寧に取り組めていない・苦手な問題をやり込めていないことが大半です。
解いた問題もあれば,解いていない問題もある,虫食い状態のテキストはありませんか。全て丸付け・やり直しはされていますか。今一度確認してみてください。取り組めていない部分があれば,取り組みましょう。
④入試本番と同じスケジュールで,集中力が持続するか
入試当日は,複数の教科試験や面接が一日で行われることがほとんどです。一教科目は集中できても,二教科目、三教科目でどんどん集中力が低下しまうと,ミスが増えたり,点数が取りづらくなります。
普段の学習から,長時間集中する練習をしておきましょう。時間を計って,入試本番と同じスケジュールで学習を行うのも効果的です。
⑤朝型に切り替えているか
入試当日は通常,朝から試験が行われるため,生活リズムが朝型になっていないと,眠くなってしまったり実力を発揮しづらいです。例えば試験時間が9時~の場合,9時にしっかりと頭が働いている状態にしておきましょう。
夜型の生活リズムになっている場合は,入試一~二か月前から,起床時間を少しずつ早め,朝型に切り替えていくのがおすすめです。
ぜひ上記5つを意識してみてくださいね!
★イベント情報
★著者プロフィールはこちら
【関連記事】
【関連放送】