中学受験と大学受験で求められる力の違い

私自身,中学受験,高校受験,大学受験を経験してきましたが,中学受験と大学受験で求められる力は全く違うと感じています。

中学受験では,難関校になればなるほど,ひらめきが求められます。特に算数は方程式を使わずに問題を解く必要があるため,解き方がひらめくかどうかは非常に重要です。

解き方がひらめくようになるかどうかは,訓練次第ではありますが,個人差も大きいです。私には,このひらめきがなく(小学生の間,あまり真剣に勉強しなかったことも原因ですが),中学受験で難関校を目指すのは向いていませんでした。

また中学受験は子どもの年齢がまだ小さいので,自分一人で学習を進めることが難しいです。どれだけ塾に通うか,親が教えるかという環境の差によっても結果が変わってくると感じます。

大学受験において,ひらめきはあまり必要なく,地道な努力でカバーできます。ひらめかないタイプの私が,東大に合格できたので,これは本当です!

東大・京大受験など,難関国公立大学受験の場合,教科数が非常に多く,範囲も広いため,コツコツ勉強しなければ太刀打ちできません

よくひらめくタイプ・早熟型の子の中には,地道な努力が苦手な子もいます。そのような場合,東大・京大受験はかなり厳しいでしょう。私は東大・京大合格者を毎年100名以上輩出する進学校に通っていましたが,一学年350名中,ほぼ努力せずに東大・京大に合格した子は1-2名ほどでした。(その子たちも努力していないように見えて,陰で努力していたのかもしれません。)

大学受験は,やるべきことが多く,勉強期間が長いので,自分で目標を持ち計画を立て,それをきちんと実行できるかが何より大切です。途中で勉強が嫌になる時期があっても,乗り越えられるようなやり抜く力が問われます。

中学受験の勉強が合わなかったとしても,中学受験と大学受験では問われる力が大きく異なるため,子どものやる気と努力次第で道は拓けます。逆に中学受験のときに成績が良く,難関校に合格したとしても,その後の目標がなかったり,コツコツ勉強したりできない場合は失速してしまいます。

子どもの適性を考慮して進路を選んだり,努力する姿勢を褒めたり,才能より努力が大切だということを話したりしましょう。

 

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