得意なことを突き詰めた方が将来社会で活躍できる
本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。
スタンドエフエムで「子どもの苦手なことについて,つい他の子と比較して感情的に叱ってしまう」というご相談をいただきました。このような声掛けをやめるためには,他の子と比較すること自体意味がないと深く理解することが大切です。
① それができないことは,将来的にどれくらい影響があるか考える
運動が苦手で叱ってしまうとのことでしたが,運動ができないことで将来にどれくらい影響があるでしょうか。運動で評価されるのは小学生くらいまでで,年齢が上がるにつれて勉強面がより重視されるようになってきます。大人になればスポーツ選手等でない限り,運動ができるかどうかは全く気にならないはずです。
「これができないことで将来どれくらい影響があるかな?」とぜひ広い視野を持ちましょう。
② 苦手克服よりも得意なことを伸ばすことが大事
社会で活躍している人は自分の得意なことを突き詰めた人が多いのではと思います。自分の適性や強みを生かして,価値を発揮することで他の人にはできない仕事ができます。
例えば芸人さんなら,おもしろいことを考える発想力や皆を喜ばせるトーク力をとことん磨いているはずです。「他の人と比べて勉強ができない」「運動音痴で……」と苦手なことを気にするよりも,自分が得意なこと・好きなことを突き詰めてきたのだと思います。
研究者の方で運動ができなかったり,人とコミュニケーションが苦手だったりする方もいるかもしれませんが,「運動ができなくて恥ずかしい」「他の人と比べて自分は友だちが少なくて……」「コミュニケーションが下手なんです」など気にしていないと思います。
もちろんバランスは大事で,苦手なものを全くやらないのも良くありませんが,苦手なことばかりに目を向けるよりも,自分が好きなこと・得意なことをとことん伸ばした方が,将来社会で活躍できます。
好きなこと・得意なことを突き詰めて「これだけは誰にも負けない!」というものを作った方が自信にも繋がり,苦手なことも気にならなくなるはずです。
他の子と比べてできない点を叱るよりも,ぜひお子様の好きなこと・得意なことを見つけて打ち込んでもらいましょう。
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