塾に行って成績が上がる子もいれば,成績が上がらない子もいます。なぜこのような差が生まれるのでしょうか。両者のちがいについて考えてみましょう。
【塾に行って成績が上がる子】
①素直な子
先生のアドバイスを素直に聞き,実践できる子は伸びます。勉強のやり方を改善できるので,成績が上がります。
②目的意識がある子
「今回はこの範囲をできるようにしたい」「先生にこれを質問したい」というように,子ども自身で目的意識を持ち,授業に参加できるかは大切です。目的意識があれば,集中して授業を聞くことができるので,知識・吸収率が大幅に上がります。
③宿題をきちんとやってくる子
先生が出した宿題をきちんとやってくる子は,学習内容が定着するので,成績が上がります。
【塾に行っても成績が上がらない子】
①アドバイスを聞かない子
先生のアドバイスを聞かずに,「ふ~ん」「でもこっちの方がいいし」と自己流にこだわる子は伸び悩みます。勉強のやり方を改善していくことができないので,成績が上がりません。
②塾に行けば何とかなると思っている子
「塾で座って授業を聞いていれば成績が上がる」「先生が何とかしてくれる」と思っている子は伸びません。受け身な姿勢で授業を聞くだけでは,学習内容が頭に残りにくいです。
③家で勉強しない子
「塾で勉強してるから大丈夫!」と考え,家で勉強しない子は成績が上がりません。出された宿題にきちんと取り組むことで,学習内容が定着します。家で勉強しなければ,授業で教わった内容をどんどん忘れていってしまい,テストで出題されても答えられません。
「塾に行けば成績が上がる」とお考えの保護者の方も多いですが,【塾に行っても成績が上がらない子】の特徴にお子様が当てはまっている場合,成績は伸びないでしょう。お子様の意識・考え方を変えていく必要があります。
「何のために塾に通うのかな」「目的意識を持って授業に参加することが大事だよ」「宿題をなぜやらないといけないのかな」「宿題をやらないとどうなるかな」など,ぜひお子様に声掛けしましょう。
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