ネガティブな声掛けをしない
子どもへの声掛けは,子どもの考え方に大きな影響を及ぼします。「どうせあなたはできないわよ」と言われて育った子は,深層心理で「どうせ自分はできないから……」と考えるようになります。
教室に通ってくれている生徒さんも,保護者の方から,あるいは兄弟間で「やっぱりダメだね」「ほら,できない!」と言われてきた子は,少しできないことがあると「やっぱり自分はできないんだ......」とひどく落ち込み,伸び悩んでしまいます。精神面でブレーキがかかってしまうのです。
とにかくポジティブな声掛けを!
「先生が『絶対に受かるよ!』って言ってくれたから,中学受験の勉強を最後まで頑張れた」と伝えてきてくれた生徒さんがいました。その子は大変な努力家で,私も本当に「その子なら受かる!」と思っていたので,当時は過去問の正答率も低かったですが,期待を込めてそのような声掛けをしました。
他人から言われた言葉というのは,意外に頭の中に残っていて,ふとした瞬間に蘇ってくるものです。勉強が上手く行かないときも,「絶対受かるよ!」という言葉がその子の支えになっていたようです。
今は有名な漫画家の方も,まだ売れていない時期に,毎日奥様に自身の漫画について褒めてもらう時間を設けていたそうです。奥様からの褒め言葉を胸に,漫画を描き続け,売れっ子漫画家になれたそうです。(漫画家の方の名前を失念してしまいました。申し訳ございません。)実業家の孫正義氏も「正義,お前は天才だな!」と言われて育ち,その言葉がずっと支えになっていたそうです。
普段何気なくお子様に掛けている言葉は,確実にお子様の考え方・将来に影響を及ぼします。「ダメな子」「どうせできない」などネガティブな声掛けはやめて,「あなたならできる!」「こういうところがいいね!」とぜひポジティブな声掛けをしましょう。
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