知識・考え方が定着する!子どもに勉強を教えるときのコツ3つ

教え方を少し変えるだけで,知識の定着度が上がる!

お家でお子様に勉強を教える保護者様の方も多いと思います。今回は知識・考え方の定着度を高める教え方のコツをお伝えします。

① 子どもに考えさせる

誰しも人から教わったことはすぐに忘れてしまうものですが,自分で考えたり調べたりしたことは覚えているものです。

必死で教科書を予習をして,知識を伝えようとする方がいますが,むしろ子どもと一緒に考えるくらいがちょうどいいです。親が完璧である必要はありません。分からなかったら一緒にネットや教科書を調べるのも良いです。

子どもに教えすぎると,いつも親を頼ってくるようになり,自分で考える力が失われます。「一緒に考えよう!」「分からなかったら 先生に聞いてきて!」というスタンスでいましょう。

最初から答えを教えずに「ここを調べてみたらいいんじゃない?」などヒントを与えて子どもに考えてもらうのも良いです。

一緒に解答集を見ながら「なぜこの答えになるかな?」「なぜこの式になると思う?」と子どもに考えさせる質問をするのも効果的です。答えられなくても,子ども自身で考えることに意味があります。一度考えてもらい,それでも分からない場合は解説するようにしましょう。

答えを閉じて,その後にすぐに「答えを見ずに自分で解けるかな?」と子ども自身で解き方を再現してもらうのもおすすめです。思い出したり考えたりする作業を挟むことで,知識や考え方が定着します

② 学習法を押し付けない

良かれと思って,親が子どもに学習法を押し付けている場合があります。「書かないと覚えられないでしょ」とアドバイスしても,子どもは見て覚えるタイプかもしれません。(私自身,書いても覚えられず,見て覚えるタイプだったので,書き取りは苦痛でした。)

子どもによって,また親子でも効果的な学習法は違うので,子どもに試してもらいながら,「どういうやり方がいいかな?」「こんな方法を試してみるのはどう?」と一緒に探っていくようにしましょう。

③ できないとき・わからないときに責めない

できない・わからないときに責めると,子どもは委縮してしまい,じっくりと考えを深めることができません。また,間違えることが悪いことだと考えるようになります。

勉強ができるようになるためには,間違いと向き合って「なぜ間違えたんだろう?」「どうすれば次からできるようになるかな?」と分析することが大事です。しかし,間違えることに罪悪感があると,答えをすぐに消してしまったり,答案を隠してしまったり捨ててしまったりして,間違いと向き合うことができません。

そうなると間違いから学ぶことができず,同じ間違いを繰り返してしまいます。いつまでたっても勉強ができるようにならないので,ますます勉強嫌いになってしまいます。

できなくて叱られたい子はいません。子どもも「できるようになりたい!」と思っているはずなので,「こんなこともできないの?恥ずかしい」「また間違えたの?」「何でできないかな?」と言う代わりに,「どうすればできそうかな?」と子どもと一緒に考えるようにしましょう。

 

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