書き取りの目的を考えよう
「書き取りが面倒くさい→漢字が嫌い!」というように,書き取りが原因で漢字が嫌いになっている子がいます。
もちろん宿題=学校の先生との約束として,書き取りにきちんと取り組むことは大切です。しかし,漢字を綺麗に書くことが目的になってしまったり,漢字の勉強とは面倒くさいもの・面白くないものというイメージが付いたりするのは考えものです。
書き取りは,漢字学習の方法の一つでしかありません。書き取りで綺麗に漢字を書いても,覚えられていないのであれば意味がありません。極論を言えば,書き取りをしなくても漢字を覚えられるのであれば,それでも構わないのです。
綺麗さを求め過ぎない
学校の先生から漢字の書き方について指摘があるかもしれませんが,家庭で「もっと綺麗に書きなさい!」と漢字の綺麗さを求め過ぎないようにしましょう。漢字の書き順や形が合っていればそれでOKとしてください。綺麗に書くことに集中しすぎて漢字を覚えられていなかったり,漢字学習自体が苦痛になってしまったりするのを防ぐためです。
書き取り以外の漢字学習を行う
「書き取りは漢字を覚える手段でしかないからね」「漢字を覚えることがゴールだよ」と私はいつも生徒さんに話しています。「漢字学習=書き取り=苦痛」という認識を取り除くために,漢字アプリを使って学習するのもおすすめです。習った漢字を使って,自由に作文を書いたりするのも良いでしょう。
「書き取り以外にも覚える方法があるんだ!」「漢字の勉強って楽しいかも!」「綺麗に書くことがゴールではなく,漢字の意味を理解したり,書き順や形を覚えたりすることがゴールなんだ!」と子どもに気づかせましょう。
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