勉強ができるようになりたいです!→結局〇〇するしかないという話

どうすれば勉強ができるようになるのか?

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「勉強ができるようになるにはどうすればいいですか?」という質問は本当によく受けます。国語,漢字や計算が苦手,語彙力がない等,特定の苦手分野に関するご相談を受けることも多々あります。保護者様からだけでなく,お子様から直接質問を受けることもあります。

「コツを教えてください!」と言われるのですが,「コレをやれば絶対に一発でできるようになるよ」という学習法は残念ながらありません

1日1つでも取り組み,継続することが大切

苦手なものをできるようにするには,毎日やることが何より大事です。どんなに苦手なものでも毎日1つずつ取り組めば,半年,1年経つと変化が見られ始めます

1ヶ月,2ヶ月で成果が出始めてそこで止めてしまう,逆になかなか成果が出ないから止める......というように,9割の子は途中で止めてしまいます。これが成果が出ない要因です。

ダイエットを例に考えてみましょう。1ヶ月,2ヵ月が経過し,順調に痩せ始めていたのに,そこで油断して元の生活に戻してしまうと逆戻りしてしまいます。あるいは1ヶ月,2ヵ月で「なかなか痩せないから......」とダイエットを止めてしまったら,それ以上の成果は望めないでしょう。

本気で何かができるようになりたかったら,それ相応の努力や労力が必要です。スポーツが本気でできるようになりたい子は毎日練習します。勉強もそれと同じです。

もし簡単なコツがあるのだったら,皆,すぐに勉強ができるようになっているので,ここまで色んな塾や参考書が世の中に溢れていないと思います。皆,「どうやったら勉強ができるようになるのかな?」と日々勉強しながら,試行錯誤しているのです。自分に合った学習法や学習のコツは,毎日勉強しながら自分で見つけていくものです。(私の教室では生徒さんに合った学習法を提案しますが,やはり生徒さんに毎日実践していただいて,試行錯誤しながらより良い方法を模索していきます。)

「1日1つ」なんて意味がない?

「1日1つだけやっても何も変わらないのでは?」とやる前から言う子がいますが,1年継続すれば365個身に付きます。1日2つずつ取り組めば,730個も身に付きます。0と365や730は全く違います。それを2年,3年と続けていけば差はますます広がります。小さなことを一つずつ着実に積み重ねていきましょう

 

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好きなことを伸ばせと言うけれど…苦手なことは捨てていいの?

捨てる・捨てないの判断基準

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子どもの好きなことや得意なことを伸ばすのは確かに大事です。「苦手なものは完全に捨ててしまっていいの?」「なるべく克服した方が良いのでは?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。今回は,苦手なものを捨てるかどうかを判断する基準についてお伝えします。

①子どもの年齢

子どもがまだ小さいのに「苦手なんだね!じゃあやらなくていいよ」と言うのは,子どもの可能性を狭めてしまいます。

年齢が小さいと感情的に「嫌だ!」と言ってしまうことがあります。なかなかコツを掴めないこともあるでしょう。「ここを乗り越えたらできるようになるのに」というところでやめてしまうと本当にもったいないです。

子どもの年齢が小さい場合,ある程度親が苦手なことをやるように促す,子どもと一緒に取り組むことが大事です。

具体的には,小学生~中学2年生くらいの間に,苦手なものを捨ててしまうのはもったいないと感じます。小学校で苦手なものを放置してきたけれども,中学校に上がってからコツコツ頑張って,中学3年生ごろに苦手分野を克服できた生徒さんを知っています。

子どもの気持ち次第ではありますが,中学2年生くらいまで頑張ってみて,やはりどうしても苦手でやりたくないということであれば,それ以上取り組まなくて良いと思います。

  • 理系教科が苦手なら文系に進む
  • 文系教科が苦手なら理系教科をとことん伸ばす
  • 勉強自体が合わない場合は専門職を検討する

年齢が小さいうちは苦手なものを捨ててしまうのではなく,なるべく「克服できないかな?」と考えてみてほしいです。

②将来への影響度

以前,運動が苦手でつい子どもを叱ってしまうという相談をいただいたことがあります。運動ができないことは子どもの将来にそこまで影響を及ぼさないので(もちろん職業にはよりますが),克服に注力しなくても良いのではと思います。

一方,勉強が苦手な場合は,子どもの進路や将来に大きくかかわってくるでしょう。特に国語が苦手だと影響が大きいです。教科書を読み解いたり,授業を聞いて理解するにも国語力が必要です。学年が上がると理系教科でも文章題が増えてきますが,問題がどのような状況を指しているか,何を聞かれているのかを読み解く力が必要になってきます。面接や入社試験においても,さらには社会に出た後も国語力は必要になってきます。

したがって国語が苦手な場合,将来に及ぼす影響が大きいので,克服できるようなるべく取り組んだ方が良いと言えます。

苦手なものが子どもの将来にどれくらい影響を及ぼすか,影響の大きさで捨てるかどうかを考えてみてください

③拒否感の大きさ

最初はアレルギー反応が出そうなくらい嫌い・苦手なものでも,少しずつ取り組むうちに抵抗感がなくなってくるものです。私の教室にも,勉強や特定の教科に強い苦手意識を持つ生徒さんが通ってくれていますが,早い子では1~2ヵ月,遅い子でも半年ほどで拒否感が薄れてくるようです。

しかし,最初の拒否感があまりにも強いと,ご家庭で苦手なものに取り組むのは難しいと思います。そのような場合,一度苦手なものは置いておいて,子どもの得意なこと・好きなことをまずとことん伸ばして自信を付けるのがおすすめです。

得意なもので自信を付ける→苦手なものにも少しずつチャレンジする→苦手なものができるようになってきたら褒める...というように,一歩一歩ステップアップしていきましょう。

 

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子どもが何かやりたがらないとき「なぜやりたくないかな?」と考えてみよう

「やりたくない」は悪いことではない

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勉強をやりたがらない,習い事の練習をやりたがらない,学校に行きたがらないなど,子どもが何かをやりたがらないときがあると思います。そんなときは,「なぜやりたくないんだろう?」と考えてみることが大事です。

大人でも「この仕事は何だかやりたくないな」「この予定は気分が乗らないな」と思うことがあると思います。そう思うこと自体は悪いことではなく,何か理由があるはずです。

勉強をやりたくない場合,例えば勉強が楽しくないのかもしれません。なぜ楽しくないのかというと,難しすぎる問題集に取り組んでいるからかもしれません。できないと先生や親から怒られるからかもしれません。

習い事の練習をやりたくない場合,やってもなかなか上達しないからかもしれません。そのような場合,どうやったら上達するかを考えて,練習のやり方を変えてみるとやる気が出るでしょう。

やりたくない理由が分かれば対策が見えてくる

このように原因が分かれば対処法が分かります。「やりたくないことは悪いことだ」と決めつけて無理をしてしまうと問題が解決しないままになってしまうので,「なぜやりたくないんだろう?」と理由を考えてみましょう。保護者の方からお子様に声掛けしてもらうと良いと思います。そうすれば子ども自身でも,自分の感情を見つめて,対処法を考えられるようになってきます

「面倒くさいからやりたくない」?

たまに何事も「面倒くさいから」で済ます子がいます。「何がどんなふうに面倒くさい?」と会話しながら深掘りし,なるべく「面倒くさくない方法」を探し出すことはもちろん大切です。しかし「面倒くさいからやりたくない!」が癖になっている子もいます。そのような子に対して私は「世の中面倒くさいことだらけだよ」と言います。面倒くさいからと言って何もしなければ生きていくことができません。

「面倒くさいと感じているのは,あなただけじゃないよ」「大人も日々面倒くさいこととの戦いだよ」「そんな中,自分を律してコントロールしていくことで成長できるんだよ」とぜひ伝えてみてください。

 

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遺伝か環境か?子どもの学力や個性を考える上で大事なこと

「出来が悪い子」はどうしようもないのか?

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「うちの子は物分かりが悪いから」「頭が悪いから」と諦めてしまう保護者の方がいますが,それはとてももったいないことだと思います。

確かに人それぞれ生まれつきの特性はあります。1回で理解できる子もいれば,同じことを5回,10回やらないと身につかない子もいます。1つのことに長時間集中できる子もいれば,興味が移り変わって,どんどん新しいことに目が行き,あまり集中できない子もいます。

しかし,その特性にどう対処するかで子どもの将来が変わってきます。5回,10回やらないとできないのであれば,その特性を理解して,対処法を考えることが大事です。他の子より多く反復学習できるように,予め計画を立てて,日ごろからコツコツ取り組むことでカバーできます。このようにして身に付いた学力や粘り強さは,大きな武器となります

すぐに集中力が切れるのであれば,5分ごとに勉強する教科をころころ変えて,飽きないようにするのも手です。

特性を理解して対処法を考えることが大切

繰り返しやらないとできない,集中力が続かないという特性自体は致命的ではないのです。その特性を自分で把握して,対処法を考えればよいだけです。東大生にもそのような子は少なからずいます。東大生というと,理解力や集中力がずば抜けているイメージを持たれるかもしれませんが,自分の特性を理解して上手に対策を立てているだけです。

1回で理解できる子には弱点もあります。何でもたいてい1回で理解できると,「まぁできるだろう!」と内容が難しくなっても復習をしなかったり,苦手なものの把握・克服ができなかったりします。最初は成績が良くても,学年が上がり学習内容が難しくなるにつれ,伸び悩んでしまうことが少なくありません。

結局のところ,できないときに「どうしたらできるようになるかな?」と子どもと一緒に考えたり,「次はこのやり方を試してみたら大丈夫!」と子どもが前向きに捉えられるような声掛け・接し方をすることが何より大事です。

子どもの生まれ持った能力がいくら高くても,家庭教育によっては怠け癖が付いてしまったり,努力できずに伸び悩んでしまったりすることがあります。実際にそのような子どもを多く見てきました。

子どもの特性を嘆くのではなく,子どもの個性をどう伸ばしていくかということを考え,ぜひ効果的な家庭教育を心がけてもらえればと思います。

 

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本来学びは楽しいもの!学ぶ楽しさを阻害しているものとは?

なぜ学ぶことが嫌いになってしまうの?

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本来,誰しも学んで成長していくことが好きです。できないことができるようになるのは楽しいものです。

年齢が小さく,周囲からの影響をまだ何もうけていない子どもは喜んで学びます。年中さん,年長さんくらいの子どもでも,ロボットを作ったり,プログラミングをしたり,学ぶことが大好きです。

しかし年齢が上がるにつれ,学ぶことが嫌いな子が増えてきます。なぜそうなってしまうのでしょうか?

①「できないとだめだ」という考えを持つようになった

何かができないと「なんでできないの」とお母さん,お父さん,先生から怒られたり,あきれられたりすると,「できないことはダメなことなんだ」と子どもは思うようになります。

誰しもできない状態から学び成長するものですが,そもそもできない状態が怖くなり,目を背けてしまうため,「どこが良くなかったかな」「どうすればもっと良くなるかな」と考えることが難しくなります。そうなると学ぶことが嫌いになり,成長できなくなります。

「できなくてもいいんだよ」「誰でも最初はできないよ」「できないことをできるようにしていくことに価値があるんだよ」「どうすればできるようになるかな?一緒に考えよう!」と子どもに伝えていくことが大切です。

②自分はどうせできないと思っている

他の子と比べて「こんなこともできないの」「~くん/~ちゃんはできるのに,できないんだね」と言われ続けると,子どもは「自分はどうせできないんだ」と思うようになります。

誰かと比べるのではなく,その子自身の成長した点や頑張った点を見て褒めるようにしましょう。

「頭が悪いね」「出来が悪い」「理解が遅い」というような,子どもの能力を否定する言葉も子どもを傷つけます。「頭が悪いからできない」「自分は出来が悪いからできない」「物分かりが悪いんだ」と自分の能力のせいにして,学ぶ意欲を失ってしまいます。

才能があっても努力できなければ,学び成長していくことはできません。ウサギと亀のように,コツコツ努力して学び続けられる子が最終的に大きく成長します。ぜひこのような考え方についてもお子様に話してみましょう。

③難しいことや嫌いなことを無理強いされ,自信を失ってしまった

子どもの実力に合っていない難しいものを親の希望でやらせると,子どもは楽しいと思えないでしょう。子どもが嫌いな教科を「もっとやった方がいいから」と無理強いすることも良くありません。

難しい問題を解けるようにしたり,苦手教科を克服をしたりするのは,ある段階では必要なことですが,その部分ばかりに気を取られてしまうと,学びが楽しくなくなってしまいます。

子どもの興味や実力に合ったものに取り組むことで,まずは学びが楽しいと思ってもらいましょう。勉強だけでなく,音楽やスポーツ,ものづくり,ロボットやプログラミングなど,あらゆるものが学びです。自分で考えて試行錯誤し,成長していくことが楽しいと子どもが感じれば,勉強にもその姿勢が生きてくるはずです。

 

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子どもが自ら勉強するには「勉強する理由」が必要

「勉強しなさい!」という声掛け,ご褒美作戦には限界がある

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子どもが勉強しないから......と塾に行かせたり,親が「勉強しなさい」と言っても効果はあまり期待できません

褒め言葉やご褒美作戦のような外的刺激で子どもを釣るにも限界があります。褒められるのが当たり前,ご褒美をもらえるのが当たり前になってしまうと,褒め言葉やご褒美がないと頑張れない子になってしまうので注意が必要です。

勉強する理由を明確にしよう

「どうやったら子ども自ら勉強するようになるか?」というと,その子なりに勉強する理由を明確にすることが大切です。勉強する理由は人によって様々です。

  • 将来こういう職業に就きたいから勉強する
  • まだ就きたい職業は決まっていないけれども選択肢を広げるために勉強する

できないことかできるようになるのが楽しいから勉強する」という子もいるかもしれません。数学がとても苦手な生徒さんがいました。中学生の生徒さんでしたが,私の教室に通い始めたころには,小学生のときからの分からない問題が積もりに積もっており,成果が出るまで3年ほどかかりました。しかしその生徒さんは成果がなかなか出ない中で3年間頑張り続けることができました。

「なぜそんなに頑張れるの?」「数学の勉強は辛いと思わないの?」と質問すると,その生徒さんは「半年前より分かる問題が増えてきて楽しくなってきた」「分からないものが分かるようになる感覚が嬉しい!」「難しい問題も考えるのが楽しくなってきた」と言っていました。褒め言葉でおだてたり,ご褒美で釣ったりしても,内的動機付けがなければ,この生徒さんのように3年間も頑張り続けることはできないと思います。

「なぜ勉強するのか」という問いに対する答えを子どもなりに見つけることが大切です。ぜひご家庭でも「なぜ勉強した方がいいのかな?」という問いかけを子どもに繰り返ししてみてください。「こういう理由で勉強した方がいいんじゃない?」という保護者様なりの考えを伝えていただくのも効果的です。絶対的な正解があるわけではありませんので,子どもなりに納得できる答えを見つけてもらいましょう。勉強する理由さえ明確になれば,褒め言葉やご褒美がなくてもきっと頑張れるはずです。

「なぜ勉強するのか」という問いに対する様々な答えについて,以下の放送で紹介しています。ぜひお子様に合うものを見つけてもらえればと思います。

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面倒くさがり屋の子どもは大きな才能を秘めている!

面倒くさがり屋は本当に悪いこと?

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「子どもが面倒くさがり屋で困っています」「あの子は粘り強くコツコツ取り組めるのに,なんでうちの子はこんなに面倒くさがり屋なんだろう」と悩んでいる保護者の方もいらっしゃることと思います。

面倒くさがり屋は悪いことではありません。私が指導している生徒さんの中にも面倒くさがり屋の子はいますが,良いところもあると感じます。

面倒くさがり屋の子は,試行錯誤して効率の良い方法を見つけていくことができます。「もっとラクにできる方法はないかな?」「書くのが面倒くさいから,ほかの方法で覚えられないかな?」というように,勉強面でも自分で工夫することができます。努力が苦にならない子は効率を考えずに,愚直にやり続けることが少なくありませんが,それでは成果がなかなか出ないこともあります

面倒くさがり屋の子はいつもより良い方法,よりラクにできる方法を探し出すので,勉強でも習い事でもコツを掴むのが早いです。東大生でも「面倒くさい!」が口癖の子は意外にいます。世の中にイノベーションが生み出されるのも,「面倒くさい」「ラクしたい」「もっとこうなれば便利なのになぁ」という考えからではないかなと思います。

そして面倒くさがり屋の子を指導して思うことは,チームワークで何かを成し遂げるのが上手だということです。自分ですべてやらずに,「これは~くん,~ちゃんがやってね」「自分はこの部分をやるから」と自然と周りを巻き込んでいくことができます。まじめにコツコツ頑張る子は,一人で抱え込んでしまう子が少なくありません。

一人では難しいことも,人を巻き込んでいくことで達成することができます。大きな仕事になればなるほど一人でやり遂げることは難しく,周囲を巻き込む力が必要です。これは特に社会に出てから役に立つ資質でしょう。

個性自体に良し悪しはない!

隣の芝生は青く見えるものです。どんな個性も見方によって良い面もあり,悪い面もあります。ぜひ両方の側面から子どもの個性を見ていただければと思います。

 

 

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年末はブログとYouTubeをお休みします

いつもご覧いただきありがとうございます。本日12月30日(木)はブログを,明日12月31日(金)はYouTubeをお休みします。

ブログは1月6日(木),YouTubeは1月7日(金)より再開しますので,どうぞよろしくお願いいたします。

本年も大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください!

 

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習い事も勉強も! 「何をやるか」より「どうやるか」が大事

「あの問題集もやらせた方がいい?」「あの習い事はどう?」

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stand.fm「お友達がこの問題集がいいって言っているのですが,うちの子もやった方がいいでしょうか?」「東大生は幼少期にピアノをやってた人が多いと聞きます。うちの子にもピアノを習わせた方がいいでしょうか?」というような質問を受けることがあります。

肝心なことは「何をやらせるか」よりも「どうやるか」ということです。例えば,いくら巷で良いと言われている問題集でも,丸付けややり直しをせずにやりっぱなしにしたり,最初の数ページで学習をやめてしまったりすると実力は付きません。良いと聞いたものを手あたり次第に子どもにやらせようとして,手を広げ過ぎて何事も中途半端になっているご家庭は少なくありません。

習い事についても数が増えれば増えるほど,一つ一つの習い事にかけられる時間やエネルギーが少なくなり,上達しにくくなります。

子どものモチベーションもとても大切です。例えば,子どもはピアノをやりたくないのに「ピアノを習うと頭が良くなるから」と親が習わせると,練習に身が入らないでしょう。するとコツをつかめないまま終わってしまいます。それならばピアノではなく子どもが好きな習い事にとことん取り組ませた方が良いです。好きなことだと「どうやったら上達するだろう?」と子ども自身で考えて試行錯誤するため,考える力ややり抜く力が身につきます。このような力はきっと学習面でも生きてくるはずです。

「何をやらせるか」よりも「どうやるか」をぜひ重視しましょう

 

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【子どもが習い事を辞めたいと言ったとき】○○すればやり抜く力が高まる

辞めさせる?それとも続けさせる?

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子どもが習い事を辞めたいと言ったとき,どうすれば良いのでしょうか。辞めさせてもいいのでしょうか?それとも続けるように言うべきでしょうか?

何でも簡単に辞めることを許すと「やり抜く力」が育たない

子どもが習い事や部活を辞めたいと言ったら,すぐに辞めさせる保護者の方がいます。「子どもが辞めたいと言ったから」「子どもの自主性に任せて」という理由のようですが,すぐに辞めることを許すと良くない場合もあります

自身の学生時代を振り返って,そして色々な生徒さんを指導してきて思うことは,何でも簡単に辞めることを許すと,辞め癖が付いてしまうということです。「あの子,コロコロ習い事を変えているな~」「また部活を変えたんだ」と言う子は繰り返します。少し嫌なことや難しいことがあると辞めてしまうので,何事もそこで頭打ちになってしまいます。

生徒さんでも自分から作文やロボットをやりたいといったのに,急に辞めたいと言う子がいました。少し課題が難しくなってきたから,手間のかかるロボットづくりが増えてきたからという理由で簡単に辞めてしまいます。このような子は,これまで何でも簡単に辞めることを許されてきて,他の習い事もコロコロ変えています。

ステップアップしていく中で,誰しも難しい課題に直面します。最初は苦戦しますが,そこで踏ん張ってできるようになるとさらに楽しくなり,自信にも繋がります。少し難しいことが出てきたからと言って,そこで辞めてしまっては,それ以上成長することができません。

先生に少し厳しいことを言われたから,習い事や部活を辞めたいという子もいるようです。よく話を聞くと実は子どもにも悪い部分があり,「今は辛いかもしれないけどもうちょっとだけ頑張ろう」と保護者の方が励ましたら,先生とも信頼関係が築けて辞めずに済んだ,今でもその習い事を続けられているという子もいます。

辞めたい理由を子どもに聞いてみよう

「なぜ辞めたいか」を子どもに質問して,もしその理由が子どものわがままや短期的なものだったり,少し踏ん張れば次のステップに進めそうだったりする場合は,「もうちょっとだけ頑張ってみよう」とぜひ励ましてください。

親がやらせたくて始めた習い事の場合はすぐに辞めても良いですが,子どもが自分から「やりたい!」と言って始めた習い事については,なるべく続けられるような声かけをしましょう。

習い事を始めるときに目標を決めておくのも良いと思います。「最低2年は続けようね」「この級が取れるまでは頑張ろうね!」など決めて,その目標が達成できるまで続けてもらいましょう。

子どものやり抜く力を高めるために,ぜひ参考にしてもらえればと思います。

 

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