実際のところ,東大に入るにはどれくらいの能力が必要なのか?

東大や京大に入るのに,人並外れた才能は必要ない!

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「東大や京大に入ることが良いことだ」「目指すべきゴールだ」とは私自身考えていませんが,世間の誤った認識・誤解を解きたいと思い,東大や京大に関するテーマを発信しています。

「東大や京大に入る人には並外れた才能がある」「東大や京大は到底目指せないすごい学校だ」と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。しかし東大や京大に入るために特別な才能は必要ではなく,「普通」の子でも目指せます

私自身,自分が東大に合格するまで,ずっと東大や京大は雲の上の存在だと思ってきました。中学校でたまたま京都大学を卒業された先生がいて,その先生に「京大や東大を目指せる」と言われ,そこで初めて「私でも目指せるんだ」と意識し始めました。

最初から「自分には無理だ」と諦めてしまうのは本当にもったいないです。私も中学校のときの先生の言葉がなかったら,東大を目指していなかったかもしれません。少しでも「東大や京大に行ってみたい!」という気持ちがあるなら、後悔のないように目指してほしいと思います。

東大や京大に入るのはそこまで難しくない?

東大には一学年で約3,000人,京大には約2,800人の学生がいます。自分の学年の中で上位6,000人くらいに入れば良いと考えれば(浪人生も含めれば厳密にはもう少し分母は増えますが),東大や京大に入るのはそこまで難しくないような気がします。

東大や京大を目指す上で必要なたった一つのこと

東大や京大を目指す上で必要なものが一つだけあります。それは最後まで諦めないことです。

理解力が高い子でも,数週間,数か月で「もういいや」と諦めてしまう子がとても多いです。理解力が高い子ほど,すぐにできることが自分の中で当たり前なので,コツコツ努力することが苦手な傾向があるかもしれません。

理解力が多少低くても,2年,3年......と情熱を持って勉強し続けられる子は有利です。東大や京大を目指すとなると,年単位の長期戦になるので,その間に脱落してしまう子がとても多いです。なかなか勉強ができるようにならなくても,諦めずに努力し続けさえすれば合格の可能性はぐんと高まります

やり抜けるかどうかは,「なんとしても東大・京大に入りたい」という強い信念を子ども自身で持つことができているかどうかで決まります。周りに言われて嫌々勉強しているようでは,スランプに陥ったときに「もう無理だ」とすぐに諦めてしまいます。(年単位で勉強していると,スランプには誰しも陥るものです。)

飲み込みの早さ,理解力の高さよりも,「なぜ東大や京大を目指すのか」「将来どうなりたいのか」「なぜ東大や京大ではないとダメなのか」など子ども自身で熟考して,確固たる信念を持つことが大切です。

 

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子どもに英会話を習わせるべき?英語の発音が美しいことはどれくらい大事なのか

英語の発音が美しいことはそこまで重要ではない

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子どもに英会話を習わせて「ネイティブのような発音を身につけさせないと!」と焦っている保護者の方をお見かけします。子ども自身英会話が好きで,発音にも興味があるという場合は良いのかもしれません。しかし,子どもが嫌がっている場合はどうでしょうか。英語の発音が美しいことはどれくらい大事なのでしょうか。

結論としては,英語をネイティブのように発音できることは,そこまで重要ではありません。もちろん通訳など,発音の正確性が重視される職業もあるでしょう。しかし研究や(外資系)企業において通常業務で英語を使う場合,英語が日本語訛りであっても全く問題ありません。

日本人は英語の発音を気にしすぎ!?

ドイツに留学していたときに,色々な国の大学生と交流しましたが,皆,母国語なまりの英語を話していました。特にフランス人の話す英語は,フランス語にしか聞こえないくらいの訛りでした。IBMで働いていたとき,グローバル案件でインド人と仕事をしていたことがありますか,インド人の話す英語にも特有の訛りがありました。

TOEICでも様々な訛りの英語が放送されますが,まさにグローバルで使える英語を身につけてほしいという意図からではないかと思います。

海外の人は皆,発音をそこまで気にせず英語で話しているのに,日本人は「自分は発音が上手くないから……」と気にしすぎて英語を話せない人が少なくありません。海外の人の目には,「日本人は自分の意見がない」「何も話さないから面白くない」というように映るでしょう。

英語はあくまでツールです。外の人とやり取りする上で,自分の意見があること,意見交換をしながら一つのテーマについて深く議論できることが何より大切です。

まずは日本語で自分の意見を持とう

英語の発音がきれいなことより,自分の意見があることのほうが大事です。「発音を正確にしなさい!」と周りが言い過ぎると,子どもが気にしすぎて英語嫌いになってしまう,英語を使えなくなってしまう可能性があります。実際に,英会話教室に無理やり通わされて英語嫌いになってしまった子どもを多く知っています。

発音や英会話にこだわるよりも,「あなたはどう思う?」と質問してまずは日本語で子どもの意見を引き出したり,議論したりしましょう

 

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5分で「勉強したよ!」と開き直る子どもへの接し方

スタンドエフエムで次のようなご相談をお受けしました。

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子どもの学習が短時間で終わる場合,次のようなことを確認してみてください。

① 中期・長期的目標があるかどうか

「夏休み中にこのドリルを終わらせたい→では1日このくらいのページ数を進めよう」というように,中期・長期的な目標から逆算して,1日の学習量を割り出せているか確認しましょう。

「1日2ページ」というように先にページ数を決めるのではなく,いつまでに終わらせたいか,ゴールから逆算して学習量を決めましょう。1日当たりのページ数を多くして学習完了時期を早めるのも良いと思います。

このドリルが終わったら次はどんな勉強をやりたい?」と子どもに質問して一緒に書店に行き,決めてもらうのもおすすめです。自分はどんな勉強をした方がいいか,どこが得意でどこが苦手かなど,子ども自身で考えて戦略を立てる力は,中学校以降の学習で特に問われます。そして,自分がやりたいこと・自分で決めたことの方が,子どもはやる気になって取り組みます

中期・長期的な目標から逆算できているか,子ども自身で目標を持つことができているかどうかを確認してみてください。

② 同じ間違いを繰り返していないか

相談者様のお子様は,丸付け,やり直しまできちんと取り組めているようで素晴らしいです。ドリルを解き進め,同じ間違いを繰り返していない場合は,今の勉強のやり方で知識・考え方が身についているということなので心配は要らないと思います。

もし正答率が上がらないままだったり,同じ間違いを繰り返してしまったりする場合は,勉強のやり方を見直す必要があります

間違えた問題をランダムにピックアップして,「この問題を解いてみて」「今ならできるかな?」とお子様にクイズを出し,理解度を確認するのもおすすめです。

答えを1回見ただけでできるようになる子も確かにいます。実際に正答率が上がっているかどうか,間違えた問題をランダムにテストして解けるかどうかで,学習効果を測定して判断しましょう。

 

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すぐに「分からない!」と言う子は〇〇が無いのかも/自宅でできる集中力アップのトレーニング

集中力がないと考え続けることができない

生徒さんを指導していて,問題が分からないというより,集中力や考え続ける力が足りないのかな?と感じることがあります。

学年が上がるにつれ,「この問題文はどういうことを言っているのかな?」「どうやって解くのかな?」「次の式はどう組み立てるのかな?」と考え続ける力が問われます。難しい問題になればなるほど,考えるべきステップが多くなります。

集中力がないと,考え続けることができません。問題を読んでいる途中で「分かりません!」と言ってしまったり,解き終わる前に途中で諦めてしまったりします。

子どもが「分からない」と言っているので,「分からないんだ」と思うかもしれませんが,実は集中力がないだけということは多いです。集中力を身に付けると,考え続けられるようになる→解ける問題が増えるということはよくあります

集中力の養い方

分からない問題をかみ砕いて説明したり,「どうやったら理解してもらえるだろう?」と考えたりする前に,まずは子どもに集中力を付けるところから始めましょう。そもそも集中力や考え続ける力がないと,解説しても聞き流してしまうからです。

ポモドーロテクニックという時間管理術は,子どもの集中力を養う上で効果的です。「25分集中→5分休憩」という30分1セットを繰り返すというものです。

小学校低学年・勉強にまだ慣れていない子どもにとって,25分集中するのは難しいかもしれません。その場合は,まず10分計って集中するトレーニングを行いましょう。

私の教室でも「10分でプリント1枚やろう!」というように,最初は10分を目安にしています。国語10分→休憩→算数10分というように進めても,慣れないうちは最後の10分で混乱してしまい,普段は解ける問題が解けなくなってしまう......ということが少なくありません。

集中力が付いてくると,難しい問題も自分でじっくりと考えて解けるようになります。解説を集中して聞くことができるようになり,理解できる範囲も広がります。ますは10分一区切りで集中するトレーニングをお家でもやってみてください。

 

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頭が良いはずなのに!?なぜ社会で活躍できない東大生がいるのか

社会で活躍できる東大生は一握り

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保護者様面談で,東大卒業生は皆,社会で活躍してるのかという話になりました。私の個人的な実感としては,個人で活躍している人は少なく,テレビでお見掛けするような東大卒業生はほんの一握りの成功例だと思います。大半の友人が,上司の不満を言いながらもなかなか転職しなかったり,嫌々公務員をしていたり,研究は楽しいけどお金がもらえなくて困っていたり,起業する勇気がなかったり何をして良いか分からなかったり......というような状況です。東大を卒業したからと言って,社会で活躍したり,自分が思い描いているような人生を切り開けるわけではありません

なぜ社会で活躍できない東大生がいるのか

「そんなに頭がいいのに,なぜですか?」と保護者の方が質問してきてくださったので私なりに考えてみました。

①人に言われたまま勉強だけしてきたから

予備校に通い詰めたり,親や家庭教師の先生がつきっきりで指導したり,そのような勉強の仕方で東大に合格したとしても,考える力が付きません。

「どうやったら勉強ができるようになるんだろう?」「ここが良くないのかな?」「次はこういうやり方を試してみよう」と自分で考えて試行錯誤する経験がないので,勉強だけできる人になってしまいます

自分で考える力がないと,受験は突破できても,社会で活躍することは難しいでしょう。勉強だけできる人にならないために,子ども達にはぜひ勉強を通して,自分で考えて試行錯誤する経験をしてほしいなと思います。

② 人生には正解がないから

受験勉強の問題には正解がありますが,人生には正解がありません。国語は正解がない,記述問題は正解がないなどと言われますが,どのような要素が含まれていればいいか,明確な採点基準があります。

人生において「これをしておけば絶対大丈夫!」というようなことはなく,何でも自分で決めていくしかありません。ある選択肢を取れば相応のメリットやデメリットがあり,別の選択肢を取れば他の可能性やリスクがあります。

先読みしたり,色々な可能性を考えすぎると,「こうしたら,ああなるかもしれない」「でもこうしても,こうなるかもしれない」と人生における決断がなかなかできなくなってしまうかもしれません。正解にとらわれ過ぎると,このような傾向が少なからず出てきてしまうと感じます。

東大卒業生の中には,正解がある問題には強いけれども,正解がない問題・自分の人生における決断が下手という人がいるかもしれません。人生における決断に絶対的な正解はないため,結局自分がどうしたいか次第なのだと思います。

自分で決断して人生を切り開いていけるように,子どもには小さいうちから自分の責任で何事も決める経験をしてもらいましょう。

 

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子どもを理解するために,自分の子どもの頃の気持ちを思い出そう

子どもの頃の気持ち,忘れていませんか?

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教室で次のような出来事がありました。

中学1年生の生徒さんの話ですが,中学校への提出資料の中に志望校を書く欄があったそうです。そこに,その生徒さんは「親が希望する学校」と書いていたそうです。保護者の方がそれを見て「うちの子はやっぱりやる気がない…」と相談してきてくださいました。

その生徒さんは最近勉強を頑張っていて,成績が良い友達と同じ学校に行きたいようでした。「友達と一緒に〇〇高校に行きたい!」という気持ちがあるからこそ,勉強も頑張れるようになったのかなと思っていました。

志望校の欄に「〇〇高校」と自ら書くと,周りから「その成績じゃ無理だよ」「もっと勉強しなさい」と言われるかもしれない…と考えたのかもしれません。思春期特有の恥ずかしさもあったのかなと思います。

保護者の方に,私が感じたことをそのままを伝えました。「たぶんお子様は〇〇高校に行きたいと思いますよ!最近の学習の様子を見ていても,本当によく頑張っています。不安や恥ずかしさがあって,『親が希望する学校』と書いてしまったのではないでしょうか?」とお話ししました。

保護者の方は「言われてみればその通りです。自分も子どもの立場だったら,自らその高校名を書けないと思います。思春期の気持ちを忘れていました」と納得しておっしゃっていました。保護者の方がこのように気づいてくださったことは,とても素晴らしいことだと思います。

子どもの気持ちを理解する上で「自分が子どもの頃どうだったかな?」と振り返るのはとても大事です。

「自分も勉強嫌いだったな~」「子どものことを叱っているけど,自分もコレできなかったな」「あのときはこんなことが恥ずかしかったけど,今ではなんとも思わないな」など,自分の子どもの頃の気持ち・状況を思い出してもらうと,お子様に対する理解が深まるはずです。

「自分が小学生の時はどうだったかな?」「こんなことできてたかな?」「中学生の時はどうだったかな?」とぜひ思い出したときにでも,ご自身の子ども時代を振り返ってみてもらえればと思います。

 

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学習のコツを掴むためのマインドセット・家庭でできること

学習に取り組む上でメンタル面・考え方は重要

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勉強ができるようになるためには,他の物事を習得するときと同じく,気の持ちようや考え方がとても大切です。ぜひ次のようなことを意識してみてください。

①子ども自身で目標を持つ

  • 将来どんな大人になりたいですか?
  • どんな職業に就きたいですか?
  • どんな学校に入りたいですか?

このようなことについて,子ども自身で考えて目標を持つことが大切です。学習を継続する上で,スランプや上手くいかないことは付き物ですが,目標があれば乗り切ることができます

「どうせ自分には無理だから...」とすでに将来について諦めてしまっている子がいますが,可能性は無限大です。今から頑張れば,自分がなりたい大人になれるので,ぜひ目標を持ってほしいです。

②勉強は最初,誰でもできない

勉強ができないのは,頭が悪いからではありません。やり方を学べば,誰でもある程度勉強ができるようになります。できるようになるまで,諦めずにやり続けることが大切です。「どうやったらできるようになるかな?」と試行錯誤した経験は,将来きっと役立ちます

③できないことや間違えることは悪いことではない

できないことをできるようにするのが勉強です。できることばかりやっていても成長しないため,できないことにもチャレンジしていく必要があります。一つ一つの間違いに向き合い,「なぜできなかったのかな?」「どうすればできるようになるかな?」と考えることが大切です。

間違えたり分からなかったりしたときに子どもを叱ると,「間違えるのはダメなことだ」と子どもは考えるようになります。すると,間違いを見えなくするためにすぐに消してしまったり,テストの答案を捨てて振り返りをしなかったり,自分の間違いと向き合うことができなくなってしまいます。間違いと向き合わない→同じような間違いを繰り返してしまう→勉強しても成果が出ません。

「間違えるのは悪いことじゃないよ」「今,できないところが見つかって良かった」「次からできるようにすれば大丈夫だよ」と子どもに声掛けしましょう。

 

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気を付けて!絶対に成果が出ない学習法6つ【後編】

やり方を変えれば勉強はできるようになる!

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これまで学習法について指導し,日々の勉強への取り組み方を変えてもらうことで,多くの生徒さんの成績を伸ばしてきました。「勉強ができるようにならない」と悩んでいる方も,やり方を変えれば伸びるかもしれません。今回ご紹介する「成果が出ないやり方」で勉強に取り組んでいないか,ぜひチェックしてみてください。

 

★前編はこちら

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絶対に成果が出ない学習法6つ【後編】

④間違えた問題を解き直さない

「次からできる!」と思っていても,意外に解き方を忘れてしまったりして,解けないことがあります。必要な解き直しの回数には個人差がありますが,できるようになるまで何度でも解き直すことが大事です。

「うちの子は全然勉強ができるようにならないんです」というご相談を受けることがありますが,圧倒的に解き直しの回数が足りていません。2~3回でできるようになる子は少なく,5回くらい解き直さないと身につかない子もたくさんいます。

諦めずに,できるようになるまで何度でも解き直すようにしましょう。

⑤考えた過程・間違えた箇所を消してしまう

勉強ができるようになるためには,できないものをできるようにすることが大切です。そのときにどこをどう間違えたのか,間違いと向き合い,次に生かす必要があります。

考えた過程や間違えた箇所を消しゴムで消してしまうと,自分がどこをどのように間違えたのか分からなくなってしまいます。

「間違えるのが恥ずかしい」「できないのは悪いことだ」と考え,消して見えなくしてしまうのだと思いますが,間違えること自体は悪いことではなく,次からできるようにすることが大切です。

「できないのは嫌だ」「できる問題しかやりたくない」と言う子がいますが,できない問題をできるようにしていかなければ,成績は上がりません

何かできなかったとき・間違えたときに,親が子供を叱ったり責めたりすると,子どもは「できないこと=悪いことだ」と考えるようになります。自分の間違いと向き合えなくなったり,できる問題しかやらなくなるので気を付けましょう。

「今,できないところが見つかってよかった」「次からできるようにしておこう」「どこを間違えたのかな?次に同じ間違いをしないことが大切だよ」と子どもに声掛けしましょう。

⑥気分で学習したりしなかったりする

計画を立てて学習することはとても大事です。目標から逆算して「この学習内容をこれくらいのペースでやろう」「このページをこの日にやろう」と具体的な計画を立てて日々実行することで,目標を達成できます

計画を立てないと,気分で勉強したりしなかったり,苦手なものは気が乗らないから,つい得意なものばかりやってしまったり,テスト前に勉強がすべて終わらなかった......という事態にも繋がります。

予め計画を立てておいて,気分が乗らなくても,日々の計画をきちんと実行することが,成果を出す秘訣です。

現在の学習法を振り返り,もし改善点が見つかったら,焦らずに一つずつ変えていきましょう。

 

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気を付けて!絶対に成果が出ない学習法6つ【前編】

やり方を変えれば勉強はできるようになる!

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これまで学習法について指導し,日々の勉強への取り組み方を変えてもらうことで,多くの生徒さんの成績を伸ばしてきました。「勉強ができるようにならない」と悩んでいる方も,やり方を変えれば伸びるかもしれません。今回ご紹介する「成果が出ないやり方」で勉強に取り組んでいないか,ぜひチェックしてみてください。

絶対に成果が出ない学習法6つ【前編】

① 丸付け・やり直しをしない

丸付け・やり直しをしない子は多いですが,問題をこなして終わりというやり方では伸びません。やりっ放しということは,間違えたものをそのまま放置しているということです。このようなやり方では,解ける問題が増えないので,もちろん点数も上がりません。

解く問題数を減らしてでもいいので,丸付け・やり直しまできちんとやるようにしましょう。

② 丸付けが間違えている

丸付けが間違えていたら,①と同じ理由で成果は出ません。丸付け・やり直しが面倒だから,いい加減に済ましてしまう子が少なくありませんが,そのようなやり方では成果が出ないので,時間を割いて勉強している意味が無くなってしまいます

「丸付け・やり直しが一番大事だよ」「解く問題数は減らして良いから,丸付け・やり直しまできちんとやって,一問でもできる問題を増やそう」とぜひお子様にお声掛けください。

③ 答えを写している

自分で考えずに,いきなり答えを見て書き写す子がいます。このようなやり方だと,自分がどこまで理解できていて,どこから理解できていないか,分からなくなってしまいます

  • 自分でまずは考えてみて,分からなければ×をつける
  • 答えを書き写す場合は赤で書く

このように,自分が既にできるもの・まだできないものの区別を明確にすることが大切です。

自分ができるものは繰り返し学習する必要はなく,できないものに絞って反復演習した方が効率的に学習を進めることができるからです。その準備として,既にできるもの・まだできないものの区別を日ごろから明確にしておく必要があります。詳しくは【後編】でお伝えします。

今回お伝えしたことは基本的なことですが,できていない子が本当に多いのでぜひ見直してみてください。

 

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勉強のやる気が出ないんです→自然と勉強する「仕組み」を作ろう!

待っていてもやる気は出ない

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勉強のやる気が出なくて困っているという相談を受けることがあります。やる気は出そうと思って出るものではありません。勉強が好きで自分からやりたい!と思える子は稀です。また,そのような子でも勉強をやりたくない時期はあるものです。

意志の力に頼ると,いつまでたってもやる気が出ず,勉強を開始できずにダラダラしてしまいます。

勉強を生活リズムの一部に組み込む

やる気が出るのを待つのではなく,勉強を習慣にしてしまいましょう。歯磨きをしたり,お風呂に入ったりするのと同じように,勉強を生活リズムの一部に組み込めば,やる気に左右されずに済みます

【勉強を生活リズムに組み込むときのポイント】

① 集中しやすい時間帯にすること

子どもによって集中しやすい時間帯は異なります。朝起きてすぐが集中しやすい場合は,その時間帯がベストです。夜だとテレビやゲームが気になってしまう子もいます。逆に朝は眠くて夜にやった方が集中しやすいという子もいます。

集中しにくい時間に勉強に取り組むと,子どもがグズグズしてしまい,なかなかスムーズに行きません。子どもが一番集中できる時間帯に勉強に取り組むようにしましょう。

② なるべく決まった時間帯にすること

日によって学習のタイミングを変えるよりも,毎日7時~など決まった時間帯の方が習慣になりやすいです。なるべく毎日取り組める時間帯に勉強するようにしましょう。

③ 小さいうちから習慣化すること

小学校高学年や中学生以降に,必要に迫られて勉強の習慣を付けようとしても,そのころには子どもなりの生活リズムが出来上がってしまっているので,新たに学習習慣を付けるのはかなり大変です。

小学校低学年のうちから勉強を生活の一部にしておくと,保護者の方もお子様もラクだと思います。

勉強時間は最初,5分でも10分でも構いません。ぜひ子どもが小さいうちに勉強を習慣化しましょう。

 

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