<勉強も好きなことも>伸びる子・伸びない子 考え方の違い3つ

考え方次第で,勉強も好きなことも吸収率が大きく変わる!

色々な生徒さんを指導してきて,伸びる子と伸びない子には違いがあるなと気づきました。それは能力ではなく,考え方です。いくら能力があっても,考え方次第では勉強も好きなことも伸び悩みます。伸びる子と伸びない子の考え方の違いとは一体何でしょうか。

① 素直かどうか

伸びる子は素直です。自分なりに色々と方法を試してみて,上手くいかないときは,他人のアドバイスを素直に聞き入れることができます。「その方法,良いかも!」「次はそうしてみます!」とすぐにアドバイスを実行できます。

アドバイスを素直に聞けない子は伸びません。「自分はやっぱりこっちの方が良いと思う」「自己流で行く!」と自分のやり方にこだわってしまうと,物事を改善していくことができません

他人の意見にいつでも迎合する必要はありませんが,「こういう理由でこうした方が良いよ」「この部分が原因で問題が起こっているから直した方が良いよ」とアドバイスに根拠がある場合は,前向きに検討し,試してみることも大切です。

② チャレンジ精神があるかどうか

伸びる子は新しいことにどんどんチャレンジします。「できないことができるようになるのが楽しい!」「今はできなくても,これから自分でできるようにするんだ!」と難しいことにも果敢に挑戦します。

「自分ができることしかやりたくない」「難しそうなことはやりたくない」という子は伸びません。自分ができる範囲の物事にしか取り組まない場合,できることが増えていかないので,成長が止まってしまいます。

③ できないとき・分からない状態を楽しめるか

勉強でも好きなことでも,一つのことを続けていくと必ず壁にぶつかります。課題がどんどん難しくなってきたり,スランプが訪れたりします。

そのようなとき,伸びる子はできない・分からない状態を楽しむことができます。「今はちょっと不調だな~」「ここができればいいんだけどな~」「どうすればいいんだろう!?」と自分の状況を客観的に捉え,落ち着いて対処することができます。

一方,伸びない子は,とにかく感情的になってしまいます。「できない!もう嫌だ!」「もう辞める」「やっぱり自分はダメなんだ」と悲しみや怒りに飲まれてしまうため,壁を乗り越えるのに余計に時間がかかってしまいます

ご家庭でできること

①については,普段から子どもにあまり口出ししないことが大切です。口を出し過ぎると「また言ってる......」と大事な場面でもあまりアドバイスを聞いてくれなくなります。

例えば,いつも口を挟んでくる上司の言うことは,無意識に聞き流してしまうようになるでしょう。大事なアドバイスをしてくれているのに「うるさいな~」と軽く流してしまうかもしれません。逆に,いつもは仕事を任せてくれる上司がたまにアドバイスをくれると,「大事なことを言ってくれているから,ちゃんと聞かないと!」と思うはずです。家庭教育もそれと同じです。

できる限り子どもを見守り,子どもが困っているときやなかなか上手くいかないときに「こういうやり方はどう?」とアドバイスするようにしましょう。

②,③については,できなかったり分からなかったりしたときに子どもを叱らないようにしましょう。できない・分からない=悪いことだと思うようになると,子どもはできない・分からないことを避けようとします。その結果,チャレンジできなくなったり,壁にぶつかったときに乗り越えるのが難しくなったりします。

「できなくてもチャレンジしたことが素晴らしい!」「できないことをできるようにすることに価値があるよ!」と子どもに声掛けするようにしましょう。

 

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小学3年生までにやってほしい3つのこと

勉強させる?遊ばせる?

本テーマについては,スタンドエフエムでもお話ししています。

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「小学校低学年で何をしておけばいいんだろう?」「もっと勉強をさせた方がいいのかな?」「いや,遊ばせるべき?」と疑問に感じていらっしゃる保護者の方も多いと思います。今回は小学3年生までにやってほしい3つのことについてお伝えします。

① 好きなことを見つける

小学3年生~4年生くらいから勉強が本格化して,勉強以外のことに取り組める時間が少なくなってきます。小学3年生くらいまでに勉強以外の好きなことを見つけておかないと,それ以降に見つけるのはかなり難しいです。

5年生~6年生くらいになって「勉強のやる気が出ない......」「無気力なんです」という子の中には,好きなことが無い子が少なくありません。好きなことに打ち込むことは心の支えにもなります

年齢が小さいうちに色々な体験をさせて,親がやらせたいことを無理やりやらせるのではなく,音楽でもスポーツでもモノ作りでも何でも良いので,子どもが好きなことを見つけることが大切です。

② 好きなことを続ける

子どもが好きなことを見つけて,子ども自身で「これをやりたい!」と決めたら,その一つのことをなるべく長く続けるようにしましょう。

何か一つのことを続けているとレベルアップしてきて「できない!」「分からない!」と壁にぶつかる経験をすることでしょう。そのときは「辞めたい」という気持ちになるかもしれませんが,壁を乗り越えることで大きく成長できます。「あのとき辞めなくてよかった」「あの経験があったから成長できた」「もっと面白くなってきた!」と後から気づく子が多いです。

子どもが自分が好きで始めたことを「辞めたい!」と言ったとき,すぐに辞めさせると少し難しいことがあったときに投げ出す性格になってしまいます。実際にそのような生徒さんを多く見てきましたが,習い事だけでなく勉強もすぐに投げ出してしまうので,とてももったいないなと思います。

「なぜ辞めたいのかな?」と子どもに理由を聞いてみて,一時的なスランプであれば,「もうちょっと頑張ってみようよ」「ここを乗り越えたらもっと楽しくなるよ」と励ましましょう。

③ 学習の習慣をつける

小学4年生くらいから一気に勉強が難しくなり,授業の進むスピードが速くなるので,それまでに机に向かう習慣をつけておきましょう。

いきなり学習習慣を付けようと思っても難しく,時間がかかるので,なるべく小さいうちから学習を生活リズムの一部に組み込んでおきましょう

学習内容については,小学3年生までに四則演算の考え方や簡単な漢字など,一番基礎となる部分を学ぶので,ここでつまずきが無いようにしておきたいです。

長時間勉強したり,難しい問題をやったりする必要はありませんが,学校のカラーテストで常に8割~9割(できれば満点)を取れるようにしておきましょう。

 

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知識・考え方が定着する!子どもに勉強を教えるときのコツ3つ

教え方を少し変えるだけで,知識の定着度が上がる!

お家でお子様に勉強を教える保護者様の方も多いと思います。今回は知識・考え方の定着度を高める教え方のコツをお伝えします。

① 子どもに考えさせる

誰しも人から教わったことはすぐに忘れてしまうものですが,自分で考えたり調べたりしたことは覚えているものです。

必死で教科書を予習をして,知識を伝えようとする方がいますが,むしろ子どもと一緒に考えるくらいがちょうどいいです。親が完璧である必要はありません。分からなかったら一緒にネットや教科書を調べるのも良いです。

子どもに教えすぎると,いつも親を頼ってくるようになり,自分で考える力が失われます。「一緒に考えよう!」「分からなかったら 先生に聞いてきて!」というスタンスでいましょう。

最初から答えを教えずに「ここを調べてみたらいいんじゃない?」などヒントを与えて子どもに考えてもらうのも良いです。

一緒に解答集を見ながら「なぜこの答えになるかな?」「なぜこの式になると思う?」と子どもに考えさせる質問をするのも効果的です。答えられなくても,子ども自身で考えることに意味があります。一度考えてもらい,それでも分からない場合は解説するようにしましょう。

答えを閉じて,その後にすぐに「答えを見ずに自分で解けるかな?」と子ども自身で解き方を再現してもらうのもおすすめです。思い出したり考えたりする作業を挟むことで,知識や考え方が定着します

② 学習法を押し付けない

良かれと思って,親が子どもに学習法を押し付けている場合があります。「書かないと覚えられないでしょ」とアドバイスしても,子どもは見て覚えるタイプかもしれません。(私自身,書いても覚えられず,見て覚えるタイプだったので,書き取りは苦痛でした。)

子どもによって,また親子でも効果的な学習法は違うので,子どもに試してもらいながら,「どういうやり方がいいかな?」「こんな方法を試してみるのはどう?」と一緒に探っていくようにしましょう。

③ できないとき・わからないときに責めない

できない・わからないときに責めると,子どもは委縮してしまい,じっくりと考えを深めることができません。また,間違えることが悪いことだと考えるようになります。

勉強ができるようになるためには,間違いと向き合って「なぜ間違えたんだろう?」「どうすれば次からできるようになるかな?」と分析することが大事です。しかし,間違えることに罪悪感があると,答えをすぐに消してしまったり,答案を隠してしまったり捨ててしまったりして,間違いと向き合うことができません。

そうなると間違いから学ぶことができず,同じ間違いを繰り返してしまいます。いつまでたっても勉強ができるようにならないので,ますます勉強嫌いになってしまいます。

できなくて叱られたい子はいません。子どもも「できるようになりたい!」と思っているはずなので,「こんなこともできないの?恥ずかしい」「また間違えたの?」「何でできないかな?」と言う代わりに,「どうすればできそうかな?」と子どもと一緒に考えるようにしましょう。

 

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Google翻訳もあるし英語を勉強しなくて良くない?に対する答え

なぜ英語を学習するのか

本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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生徒さんに「Google翻訳もあるし英語を勉強しなくて良いですよね?」と聞かれることがあります。「翻訳をかけたらすぐに英語が出てくるんだから,自分で英語を勉強しなくてもいいじゃん!」という考えはよく分かります。

実際,日常会話なら翻訳機で十分事足ります。話している内容が簡単なので翻訳の誤差もないはずです。専門的な内容の場合,翻訳機で翻訳するのは難しいかもしれませんが,その道のプロフェッショナルになると,通訳者が付いてくれるので自分で英語で話す必要は無くなります。

「それなら,なぜ英語を勉強するの?」「英語を学ぶ意味はないんじゃないの?」とますます思われるかもしれません。

英語を学ぶことで日本語をより深く知ることができる

英語を学ぶことの意味は,英語を通して日本語を深く理解できることにあると私は思っています。私達は普段何気なく日本語を使っていますが,英語を学び,英語と比較することで初めて見えてくることがあります。

例えば日本語では主語や述語がなくても会話が成立します。「先生,トイレ」と言っても意味が通じるのは,聞き手が「あなたはトイレに行きたいんですね」と言葉を補って理解してくれるからです。

しかし英語では「Teacher, bathroom!」とは言いません。「〇〇先生(先生の名前),私はトイレに行きたいです」「〇〇先生,私はトイレに行ってもよいですか」と主語と述語を必ず含めます。

英語では,誰がどうするかをはっきりと表わさないと会話が成り立ちません。欧米のはっきりと自己主張する文化が言葉にも表れているといえます。

日本語では,足りない言葉を聞き手が無意識のうちに補って話を聞いたり,会話の流れを汲んだり,やはり日本の空気を読む文化が表れています。

このように外国語を学ぶことで,日本語や日本文化を深く理解できるようになります。これこそが外国語を学ぶ一つの意義であり,醍醐味であると私は考えます。

※現在,英文法ドリルを執筆中で,日本語と英語の違いや言語学習の楽しさを伝えられるよう原稿を工夫しているところです。編集者の方にも助けていただきながら,執筆を進めています。来年の春に出版予定なので,またお知らせさせてください。

 

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「頑張ります」は無意味!子どもを変えるたった3つの方法

子どもに宣言させるだけでは何も変わらない

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経営コンサルタントとして有名な大前研一氏の言葉に,人間が変わる方法というものがあります。

人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。  
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。

これは子育てや教育でも当てはまります。子どもに「明日からちゃんと勉強します!」「頑張ります!」と宣言させても結局変わらないことは,多くの方が経験済みではないでしょうか。

子どもを変えるためにはどうすればいいか

上述の大前氏の「人間が変わる方法」をもとに,子どもをどうしたら変えられるか考えてみましょう。

① 時間配分を変える

(例)ゲームやテレビの時間の一部を......

→勉強の時間に変える/親子で趣味に取り組む時間に変える/ゲーム以外の子どもの好きなことに取り組む時間に変える

「ゲームを減らします」と子どもに宣言させるより効果的です。

(例)夜更かししていたのを早く寝るようにする

「学校の授業をきちんと聞きます」と子どもに宣言させるより,時間配分を変えることで眠気が減り,授業を聞けるようになるので効果的です。

毎日の生活における時間配分を見直し,必要に応じて変えてみましょう。

② 住む場所を変える

子どもを変えるために住む場所を変えるというのは,現実的にはなかなか難しいかもしれませんが,お子様が不登校だったり,何か大きな問題を抱えている場合は試してみる価値があるでしょう。

受験や仕事の都合でお引越ししたり,学校の寮に入ったり,留学したりすることも,子どもの価値観を大きく変えます

③ つきあう人を変える

子どもがどのような人と付き合うかはとても大切ですが,学校に左右される部分が大きいです。レベルの高い子が多い学校だと,子どもは自然に勉強するようになります。勉強する子が少なかったり,いじめが多かったりすると,やはり子どもは悪い影響を受けます。学校選びの際は,校風やどのような生徒さんが多いのかをチェックするようにしましょう。

子どもを変えたいと思ったときに,子どもに何かを決意させたり宣言させたりするのではなく,今回ご紹介した3つのことを意識してみましょう。

 

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ノートまとめは好きだけどテストで結果が付いてこない!どうすれば良い?

ノートまとめは無駄なのか?

本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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時間ばかりかかる上にテストで結果が出ないということは,ノートまとめは無駄なのでしょうか。書くことで頭の中が整理されるという側面もあるので,ノートまとめ自体は効果的な学習法です。取り組み方と時間のかけ方に気を付ければ,きっと成果が出るはずです。

何のためにノートまとめをするのか

ノートを綺麗に書いて終わりという子がいます。作っただけでノートを活用しないのはもったいないです。作ったノートをどう活用するかをぜひ考えてみてほしいです。

例えば左側のページに間違えた問題を書き,右側のページに解説を書くようにして,やり直しノートを作成するのもおすすめです。左ページの問題を見て,右ページの解説を隠して解いてみると,自分で自分にクイズを出すことができます。

やり直しノートについては,こちらで詳しくお話ししています。

stand.fm重要語句を赤ペンで書き,赤シートで隠すと消えるような暗記ノートを作るのもおすすめです。「どこを赤ペンで消えるようにすればいいかな?」「どこが重要かな?テストで聞かれそうなのはここかな?」などと考えながらノートを作るので,学習内容が身に付きます。

何のためにノートを作るのか,作った後どのように活用するのかをぜひ考えてみてほしいです。

テスト前にやるべきことを洗い出して計画を立てる

テストで結果を出すには,問題を解いて間違えたところを繰り返し解き直す,できるようになるまで何回もやることが大事です。ノートまとめに時間を取られ過ぎると,問題演習や反復学習を行う時間が無くなってしまいます。

テスト前にやるべきことを予め全て洗い出しておきましょう。①ノートまとめ→②問題を一通り解く→③間違えた問題のみ解き直す→④ ③で間違えた問題のみ解き直すというような手順と,それぞれのステップをいつまでに終えるかを考えておきましょう。そうすれば,ノートまとめに時間をかけすぎて問題演習までたどり着けなかった......という事態を防ぐことができます。

全体を見通して計画を立てる,立てた通りに計画を実行するということをぜひ試してみてください。

 

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<こうすれば子どもは話を聞いてくれる!>子どもの改善点について話すときのポイント

厳しく指摘すれば子どもは反省する!?

本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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同じことを伝えるのでも,子どもを傷つける伝え方と傷つけずに納得してもらう伝え方があります。

子どもに反省してほしいから,あえてきつい言い方をするという保護者の方がいらっしゃるようですが,「自分はダメなんだ」と子どもが必要以上に落ち込んでしまうと,直るものも直らなくなります。そして親の言うことを聞かなくなるので注意が必要です。

主観ではなく客観的な事実を伝えよう

どうすれば子どもを傷つけずに改善点を伝えられるかというと,客観的な事実を伝えるということです。

例えば子どもがテストで50点取ってきたとき,「何この点数!」「またこんな点数を取ってきて」という声掛けは親の主観を伝えています。このような感情的な声掛けを続けると,「またガミガミ言ってる」「うるさいなぁ」「自分はどうせできないんだ」と子どもは心を閉ざしてしまいます。

子どもなりの意見を聞き出し,今後の対策を立てる

やりたいことは,50点の点数を責めることではなく,今後の点数を良くしていくことのはずです。どのような声掛けに変えればいいかというと「今回は50点だったんだね」とまずは事実を伝えましょう。

そうすれば,子どもから色々と話してきてくれるはずです。「ミスをしてしまった」「テストがすごく難しかった」「周りの子はもっと点数が悪かった」「今度は70点くらい取りたい」など,50点になってしまった原因や周りの状況,今後の目標など,自ら話さないだけで,頭の中で考えている子は意外に多いものです。

このような子どもなりの意見や考えを聞き出して,今後について話し合うことが大切です。親が真っ先に感情的な声掛けをしてしまうと,子どもも意見を伝えにくくなり,話し合いしづらくなるので注意しましょう。

「やり方が雑」「もっと丁寧に」という指摘の仕方はNG

私も生徒さんに声掛けするとき,私の主観は伝えずに,客観的な事実を伝えるようにしています。

例えば「やり方が雑です」「もっと丁寧にやりましょう」という指摘の仕方ではなく,「丸付けが間違えています」「漢字が間違えています」などと伝えます。雑か,雑でないかは人によって基準が異なるので,このような主観的な伝え方はしないようにしています。

「丸付けが間違えています」「漢字が間違えています」という伝え方をすると,具体的にどこが良くないかが分かるので,子どもも次から気を付けやすいです。

また「残念です」という言葉も使わないようにしています。「残念」というのは話し手の主観です。「不合格だったんだね」「テストの点数が下がってしまったんだね」と事実のみに焦点を当てて話すようにしています。残念かどうかは私が決めることではなく,子ども自身が決めることです。

親や先生の主観・感情を交えずに,事実のみにフォーカスして話し合うと,今後の対策が立てやすくなります。ぜひ気を付けてみてください。

 

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実際のところ,東大に入るにはどれくらいの能力が必要なのか?

東大や京大に入るのに,人並外れた才能は必要ない!

本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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「東大や京大に入ることが良いことだ」「目指すべきゴールだ」とは私自身考えていませんが,世間の誤った認識・誤解を解きたいと思い,東大や京大に関するテーマを発信しています。

「東大や京大に入る人には並外れた才能がある」「東大や京大は到底目指せないすごい学校だ」と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。しかし東大や京大に入るために特別な才能は必要ではなく,「普通」の子でも目指せます

私自身,自分が東大に合格するまで,ずっと東大や京大は雲の上の存在だと思ってきました。中学校でたまたま京都大学を卒業された先生がいて,その先生に「京大や東大を目指せる」と言われ,そこで初めて「私でも目指せるんだ」と意識し始めました。

最初から「自分には無理だ」と諦めてしまうのは本当にもったいないです。私も中学校のときの先生の言葉がなかったら,東大を目指していなかったかもしれません。少しでも「東大や京大に行ってみたい!」という気持ちがあるなら、後悔のないように目指してほしいと思います。

東大や京大に入るのはそこまで難しくない?

東大には一学年で約3,000人,京大には約2,800人の学生がいます。自分の学年の中で上位6,000人くらいに入れば良いと考えれば(浪人生も含めれば厳密にはもう少し分母は増えますが),東大や京大に入るのはそこまで難しくないような気がします。

東大や京大を目指す上で必要なたった一つのこと

東大や京大を目指す上で必要なものが一つだけあります。それは最後まで諦めないことです。

理解力が高い子でも,数週間,数か月で「もういいや」と諦めてしまう子がとても多いです。理解力が高い子ほど,すぐにできることが自分の中で当たり前なので,コツコツ努力することが苦手な傾向があるかもしれません。

理解力が多少低くても,2年,3年......と情熱を持って勉強し続けられる子は有利です。東大や京大を目指すとなると,年単位の長期戦になるので,その間に脱落してしまう子がとても多いです。なかなか勉強ができるようにならなくても,諦めずに努力し続けさえすれば合格の可能性はぐんと高まります

やり抜けるかどうかは,「なんとしても東大・京大に入りたい」という強い信念を子ども自身で持つことができているかどうかで決まります。周りに言われて嫌々勉強しているようでは,スランプに陥ったときに「もう無理だ」とすぐに諦めてしまいます。(年単位で勉強していると,スランプには誰しも陥るものです。)

飲み込みの早さ,理解力の高さよりも,「なぜ東大や京大を目指すのか」「将来どうなりたいのか」「なぜ東大や京大ではないとダメなのか」など子ども自身で熟考して,確固たる信念を持つことが大切です。

 

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子どもに英会話を習わせるべき?英語の発音が美しいことはどれくらい大事なのか

英語の発音が美しいことはそこまで重要ではない

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子どもに英会話を習わせて「ネイティブのような発音を身につけさせないと!」と焦っている保護者の方をお見かけします。子ども自身英会話が好きで,発音にも興味があるという場合は良いのかもしれません。しかし,子どもが嫌がっている場合はどうでしょうか。英語の発音が美しいことはどれくらい大事なのでしょうか。

結論としては,英語をネイティブのように発音できることは,そこまで重要ではありません。もちろん通訳など,発音の正確性が重視される職業もあるでしょう。しかし研究や(外資系)企業において通常業務で英語を使う場合,英語が日本語訛りであっても全く問題ありません。

日本人は英語の発音を気にしすぎ!?

ドイツに留学していたときに,色々な国の大学生と交流しましたが,皆,母国語なまりの英語を話していました。特にフランス人の話す英語は,フランス語にしか聞こえないくらいの訛りでした。IBMで働いていたとき,グローバル案件でインド人と仕事をしていたことがありますか,インド人の話す英語にも特有の訛りがありました。

TOEICでも様々な訛りの英語が放送されますが,まさにグローバルで使える英語を身につけてほしいという意図からではないかと思います。

海外の人は皆,発音をそこまで気にせず英語で話しているのに,日本人は「自分は発音が上手くないから……」と気にしすぎて英語を話せない人が少なくありません。海外の人の目には,「日本人は自分の意見がない」「何も話さないから面白くない」というように映るでしょう。

英語はあくまでツールです。外の人とやり取りする上で,自分の意見があること,意見交換をしながら一つのテーマについて深く議論できることが何より大切です。

まずは日本語で自分の意見を持とう

英語の発音がきれいなことより,自分の意見があることのほうが大事です。「発音を正確にしなさい!」と周りが言い過ぎると,子どもが気にしすぎて英語嫌いになってしまう,英語を使えなくなってしまう可能性があります。実際に,英会話教室に無理やり通わされて英語嫌いになってしまった子どもを多く知っています。

発音や英会話にこだわるよりも,「あなたはどう思う?」と質問してまずは日本語で子どもの意見を引き出したり,議論したりしましょう

 

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